まるたまるさん
のうた一覧
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さざ波の起きぬ静かな生活を夢見てるだけ瞼を閉じて
平成二十四年三月十一日
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よこすかの須たんぼの田です初めてのサイン会初めての喜び
平成二十四年二月十九日
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閉じこもる酸素カプセル膨らんで空を漂う棺となれり
平成二十四年二月二日
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順番に打ち明け話をするように発表をする短歌教室
平成二十四年一月二十七日
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地球なら何周回ったことだろう長い長ーいトンネルだった
平成二十四年一月二十三日
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25年掘ってたら向こう側に出たっ...
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無造作にバッグの隅に放り込むハートを守る小さな錠剤
平成二十四年一月二十二日
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ニトログリセリン
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酔いつぶれ道端で寝てみたいもの記憶を無くす程に飲みたし
平成二十四年一月十八日
4
ただ具合が悪くなるだけ。
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ぐるぐると1人きりで乗るジェットコースター夕陽に突っ込め
平成二十四年一月十七日
5
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こんなにも綺麗に夜が明けるなら永遠とかも見えそうなのに
平成二十四年一月十四日
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湖畔では賑わっていることだろう水の底ではティプティプ聞ゆ
平成二十四年一月十四日
3
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マカロンを並べ転がし並べ変え浅い眠気の訪れし時
平成二十四年一月八日
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訪ね行く親類もなき身なれども餅など焼けば正月ぞ来る
平成二十四年一月二日
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それぞれの一年がありそれぞれの年の瀬がある静かなる月
平成二十三年十二月三十一日
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今年も大変お世話になりました。停...
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幸せは人に言わない方がいい薄倖ぐらいで美徳なジャポン
平成二十三年十二月二十九日
7
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たちまちに獣臭さを鎮めたるローリエ二枚赤きシチューに
平成二十三年十二月十九日
3
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薄暗い倉庫で出荷を待っているデーターのないロボットになれ
平成二十三年十二月十八日
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糸を吐きついっと渡っていたつもり足が絡まり動けぬように
平成二十三年十二月十五日
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母らしき人を挟んで右左子どもは道に広がり歩く
平成二十三年十二月十四日
7
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意地悪き言葉わざわざ言い残し寝に行く人の心計れぬ
平成二十三年十二月十二日
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渾身の力を込めて埋めていた溢れてること気付かぬほどに
平成二十三年十二月七日
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