漸緑さん
のうた一覧
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歌詠むは寂しかりけりしかれども詠はざること能はざりけり
令和八年一月八日
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妻は病み昔の語り重ねたる偽り無けれど虚しかりけり
令和八年一月八日
2
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呆けたる妻に向かいて若き日の姿出で来て苦しかりけり
令和八年一月七日
4
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呆けたる妻おちかたに預けたる護らざること罪かと思う
令和八年一月六日
8
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前のみを見て詠むことは難かりき記憶の海が無くて虚しき
令和八年一月五日
1
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詠う様そは心ひくことしかれども歌生(あ)れたれば慰むらしも
令和八年一月五日
2
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忽ちに酒飲みたれば若かりし日々のことなど出で来るらし
令和八年一月四日
1
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酒含み歌詠う折、罪の如思いたれども止むことのなく
令和八年一月四日
3
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山裾に庵贖い名付けたる歌詠む書室、漸緑山房
令和八年一月四日
1
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若き日の憎しみのとき甦るその激しきは苦しかりけり
令和八年一月四日
1
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行く末は知られざりけり、ただひたに歌を詠いて慰むらしも
令和八年一月四日
2
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相聞は詠わざりけり、かつてその苦しきときの心出で来る
令和八年一月三日
2
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我が歌は退嬰らしく顧みる生(あ)れし言の葉捨てる能わず
令和八年一月三日
2
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幾たびも戻らざる日々偲びたるかつての心甦るらし
令和八年一月三日
2
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たまさかに人にしあれば理(ことわり)を求めてあれど至ることなく
令和八年一月二日
2
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ひさかたの光の果ては無なるらし思いてあれば寂しかりけり
令和八年一月二日
3
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あしひきの常なる山並み眺むおり常の無き様しばし安まる
令和七年十二月三十一日
4
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灘の北、伊丹・池田の酒含み摂津野の原幻を見る
令和七年十二月三十日
1
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摂津なる平原(ひらはら)失せて残りたる川筋昏し偲び難かり
令和七年十二月三十日
2
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今の世に世捨ては難し顧みて歌を詠うは捨てることらし
令和七年十二月三十日
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