やすむさん
のうた一覧
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この町で最も低いためいきから蓮と牡丹が咲き乱れだす
平成二十二年三月十二日
2
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脳みそが困り始めるより前に動く筋肉よ声よ傷よ
平成二十二年三月十二日
4
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いまのとこ知らない町の歩道橋沈んで落ちる日に照らされる
平成二十二年三月九日
2
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雑に笑いおおまかに食べ勢いで怒られているだけの過去でも
平成二十二年三月九日
2
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カーテンよ私を隠し今日もいる朝日に勝ってなるものかって
平成二十二年三月九日
1
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愛じゃなくバターの面から食パンを落としたときの目だったんだね
平成二十二年三月五日
4
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崩れゆく壁と大地の瀬戸際でたのしいはなししててもいいよ
平成二十二年三月三日
2
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sayonaraがふるように夜さわさわとめにみえるさよなら潰れいちじく
平成二十二年三月三日
2
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隣では胡蝶の夢を読む人よ私は化粧を続ける始発
平成二十二年三月三日
4
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響かない竹を集めた林では膝をかかえてみたって誰も
平成二十二年三月二日
1
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はたはたと焼ける魚を扇ぐさじ昨日と今日のちがいも知らず
平成二十二年二月二十五日
4
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やめるってまだ言えなくて外に出たビル郡のなかこごる春風
平成二十二年二月二十四日
4
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都合よく予想外の雪にまみえてもそんな泣いたりできない方の愚か者
平成二十二年二月二十三日
2
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いやほんと、眠いんじゃなく人生に絶望してるの、週明けにでも助けて
平成二十二年二月十九日
2
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水保つ山からの風かきわってプリーツぶれる 今日春が終わる
平成二十二年二月十六日
1
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言っちゃだめなことと、あんまり言わない方がいいこと、だけの選択肢
平成二十二年二月十三日
6
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きまじめなつむじをちょっと思い出しどうしてこうなったかを遡ってみてた
平成二十二年二月十三日
4
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そんなには興味なかった質問の返事メールで電池が終わる
平成二十二年二月十一日
3
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「この間ディスコで会いましたよね?」となそっくりさんがバブリーである
平成二十二年二月十一日
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新しいシャンプーとてもいいにおいにおいすごいするご飯食べられない
平成二十二年二月十一日
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