ひよどりよりこさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 夢で見たクジラはろばろ空かなた真珠色の雲となり憩う 令和六年十二月二十六日 0 もっと見る
- 朝露の首かざりだけ手ばなさず日に日に庭は年老いてゆく 令和六年十二月二十日 2 もっと見る
- 液化した夜の私が滴らすダリの時計が悪夢を告げる 令和六年十二月二十日 3 もっと見る
- くいちがう会話ばかりの家族でもインコ通訳するから平気 令和六年十二月二十日 2 もっと見る
- すぐ壊れるものばかりもつ指先で交わす約束ゆびきりげんまん 令和六年十二月十七日 0 もっと見る
- いつ地図をのぞきこんでも雲かかるとなり町なら迷いこみたい 令和六年十二月十七日 1 もっと見る
- 月夜には氷となりぬ硝子鉢激昂をも凍らせておりぬ 令和六年十二月十六日 0 もっと見る
- 試着した靴のままにて走りぬけコウモリならなれるかもしれない 令和六年十二月十六日 0 こどものころクツの試着が苦手でし... もっと見る
- ポストの中ヘビがかならず吞みほした懸賞ハガキついに当たらず 令和六年十二月十三日 0 もっと見る
- 今生のかぎりにおたべオムライス生まれ変わればかたつむりのおまえ 令和六年十二月十三日 0 もっと見る
- ひきそうなひかないようなかるい風邪カラカラとなる放課後のカン 令和六年十二月十一日 1 もっと見る
- ミントガムの匂いのする雲チャーミングはやく崩れて雨になればいい 令和六年十二月十一日 1 もっと見る
- 虫みたいな母のにがおえようちえんマルをもらいてカベにかざられ 令和六年十二月十一日 1 もっと見る
- 天空がステンドグラスと気づくときいちどに壊れる音がきこえる 令和六年十二月七日 0 もっと見る
- いかめしい考古学者の顔をしてさんまの骨をゴミ袋入れ 令和六年十二月七日 4 もっと見る
- 本棚のすみでいじけてたおれてる埃まみれのグレゴール・ザムザ 令和六年十二月四日 3 もっと見る
- あたたかい愛があふれて湯ぶねから排水口へのまれてゆく夜 令和六年十二月四日 2 もっと見る
- 青銅の馬待つ闇は母親の体内還る懐かしき闇 令和六年十二月二日 0 もっと見る
- ドロップスの缶にいつも入ってるハッカ味のオバケいらない 令和六年十一月三十日 2 もっと見る
- これなにとつまんで首をかしげてる幼児よそれは死だ 令和六年十一月三十日 1 もっと見る
