ひよどりよりこさん
のうた一覧
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えらぶ指なき人ありて手つかずの野に咲く花の気品あれかし
令和七年九月二十日
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冠が覆されて落ちるさまえがくかがやき薔薇色の露
令和七年九月二十日
1
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マティスの女の臀部のような壺を抱き喜びの水を満たして
令和七年九月二十日
2
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迷い箸しただけで裁かれるわたしの代わりに逃げて風船
令和七年九月六日
2
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丹念に心に息を吹きかけて曇る色こそ月と呼ぶべし
令和七年九月六日
2
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コンビニで水ばかり売る人よたまには海の量り売りもして
令和七年八月三十日
1
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夢にくる波はレタスのかたちしてさみどりの露したたらすまま
令和七年八月三十日
2
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道化師の化粧をおとす昼の月だれも気づかず呆けておりぬ
令和七年八月十五日
3
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黒猫が石榴のごとく爆ぜておりもういない人の味ばかりする
令和七年八月十五日
1
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星の井戸に水汲むここちする風は暑さにうだる肌にすがしき
令和七年八月七日
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シャガールの雲舞い上がる夕まぐれ抱き合おうともどこへもゆけず
令和七年八月七日
1
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あけがたの月に狂えよ羅針盤家など忘れもうふりむかず
令和七年八月七日
1
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足の爪切る音響く母もまた満ちることなき三日月であった
令和七年八月一日
4
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いくたびも夏をほうばるさんざんな一日終えてあとはおやすみ
令和七年八月一日
0
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悲しみを吸い上げており壺の中極みに星の形の百合が
令和七年八月一日
1
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不幸の極み家の高きに星流れ窓辺にみれば涙かと思う
令和七年七月二十四日
0
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進軍のシンバルたたき路上にはゲリラ豪雨の軍楽隊ゆく
令和七年七月二十四日
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砂金色の夢を見しよりあこがるる月を見ぬ夜に死なぬ心地す
令和七年七月十八日
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左目側小鼻の横を通過します涙はいま悲しみへゆく
令和七年七月十八日
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煮こごりの夜は重くて熱帯夜肌ふるるものなにもかも憂し
令和七年七月十八日
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