ひよどりよりこさん
のうた一覧
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牡蛎に酢の滴る甘さ落魄の行方三人寄れば姦し
令和七年二月十五日
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落魄:読み(らくはく) 意味:...
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粉チーズの白にまみれて眞昼間のパスタの皿の虚無の光よ
令和七年二月十二日
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鳥のように囀る喉で嗜める銀の厨の殺戮のあと
令和七年二月十二日
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薄氷の輝きをもて張りつめるレースのカーテン膨らむ夜よ
令和七年二月五日
4
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ほのぼのと毒あるものがみる夢よ群れてる家がきのこのようだ
令和七年二月五日
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ゆきずりの老人がした告白に大きな鳥の影よぎる沈黙
令和七年一月三十一日
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白い皿汁浸すとき海のない県の渇する心を思う
令和七年一月十六日
1
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狼の踝欲しき金色の毛が生えそむる星の尾を曳く
令和七年一月十六日
1
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噴火口あぶく吹く鍋ジャムを煮る村を滅ぼす怒りを思う
令和七年一月十日
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羽衣の末裔であり風に鳴り飛ぶあれは白いビニール袋
令和七年一月九日
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食卓に海苔をひろげてはろばろと夜の海の名残りを思う
令和七年一月八日
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マロニエとマカロニちがい嗅ぎ分ける犬と幼児が溶け合う時間
令和七年一月八日
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缶が転がる木と木のあいだ鬱という字の上半分にあらずや
令和七年一月八日
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海の上畳一畳ほどの蝶見る初夢が現身のわれ
令和七年一月三日
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トーストをつめこんでいるかなしみはたしか鍵穴のかたちをしている
令和七年一月一日
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無精卵0のかたちでおいてある食べる私は何になるのか
令和七年一月一日
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退屈に泡立ててやる石鹸痩せみるまに残る罪深き手
令和六年十二月二十六日
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全身が映る姿見泳ぎきる視線はかなたの用事へむかう
令和六年十二月二十六日
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液化した夜の私が滴らすダリの時計が悪夢を告げる
令和六年十二月二十日
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すぐ壊れるものばかりもつ指先で交わす約束ゆびきりげんまん
令和六年十二月十七日
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