ひよどりよりこさん
のうた一覧
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花のかわりに手紙をかくよ傷口に春が溢れてとまらないから
令和七年五月一日
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しろがねの月の風鈴あらわれて鳴るか鳴らぬか夢かうつつか
令和七年四月二十二日
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下手くそなヴィヲロンの響きなりギョヱテという舶来への祈り
令和七年四月二十二日
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春月を面に崩し水浴の臈し兄に翼なしたる
令和七年四月十一日
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いつまでも勧誘電話鳴らなくてどこにいるのよほんとの天使
令和七年四月十一日
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こだまして桜吹雪は思うままもの皆われに死ねというけど
令和七年四月九日
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春の大路に鬼が来たりぬゆすらうめくわえしばし口笛吹いて
令和七年四月八日
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足萎えの茸の長者きのふけふふりしきる雨ひょくと出でくる
令和七年四月八日
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きのふけふ=昨日今日
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春の昼間を弁当箱につめているたべさせる人いないのだけど
令和七年三月三十日
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背負われた未生以前のわれに問う「手にする彼岸花は何ぞ」
令和七年三月三十日
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思い出は清く気高く雪のよう溶けて醜きこころあらわに
令和七年三月二十八日
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火喰鳥火を喰う顔の憐れさよ餓えるために火を喰うごとし
令和七年三月二十二日
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薔薇窓の色に頁が染まるとき聖書姦淫殺戮の章
令和七年三月二十二日
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殺す人殺さるるはずの人隔て互いに手をふる窓硝子
令和七年三月二十二日
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きのうの夢の抜け殻なりし昼の月絢爛たる角もう追ってこぬ
令和七年三月二十日
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あやまちはココアに似たり泣きもせずかたわら一人友もおかずに
令和七年三月二十日
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いくたびも布団が重く目覚めればまず吹き寄せぬ春ぞ恋しき
令和七年三月十七日
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枕元おしよせる水ひたひたと波打ち際で跳ねる悪夢ら
令和七年三月十三日
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月面の洞に呑まれし水銀となる太古の海を怖るる
令和七年二月二十七日
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争いの白目青みを帯びるとき彼方に光る剃刀思う
令和七年二月十五日
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