ひよどりよりこさん
のうた一覧
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誰にささげん連なり切れる蛋白石の首飾りめく夕映えの空
令和八年六月二十日
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青葉闇殯のごとき静けさを駆け抜けるとき死臭を思う
令和八年五月三十一日
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殯(もがり)=古代日本で行われて...
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岩石のプレパラートの輝きでレモンを薄く削いだ眩しさ
令和八年五月二十三日
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盗賊の雄叫びあげて鴉たち影掠め取る支度している
令和八年五月十五日
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雲ちぎれすべての人にさびしいを届けるための切手のようだ
令和八年五月八日
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五線譜の空に音符の風船をたどるときには歌が生まれる
令和八年五月八日
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太陽を分け合うように鳥たちはおのおの熱き心臓をもつ
令和八年四月十八日
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いつみても飛び跳ねているぬりたての水色ペンキの球は地球だ
令和八年三月二十二日
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オリオンに泣き虫のころあれかしと祈れば夜更けの雨が雪に
令和八年二月七日
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雪の上歩み冷たく空気刺す足裏に火をおぼえるごとし
令和八年二月七日
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月細く光り放てば船底の輝きをもちわたしは魚
令和八年二月七日
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汲み上げられて水撒くごとく地を濡らし月の光はふり注ぎたり
令和八年一月九日
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傘の骨花火のようにひろがれば道ゆく雨は祭りとなるべし
令和七年十二月十三日
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いましがた鯨殺めたような雲血にまみれては夕星光る
令和七年十二月六日
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冬の陽は宝石の粉ふるように蟷螂の死に祝福あたえ
令和七年十一月二十八日
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海老色の朝焼けの果ていま人をみおろす雲が夢をおいぬく
令和七年十一月二十一日
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かなしみがしなだれており秋雨に枝に滴る雫はかなし
令和七年十月三十一日
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要あやうき扇ひろげよ虹の弧をえがき魂を天までかえせ
令和七年十月二十日
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ハナミズキ小鬼のような実をつけて赤く色づく秋風のなか
令和七年十月二十日
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秋空のかなたに鳴るよ鉄琴が大きく鳴ればいちょうきらきら
令和七年十月七日
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