天野まどかさん
のうた一覧
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いつからか家に転がる襤褸傘をさして寂れし駅裏をゆく
令和六年七月十一日
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長梅雨の曇る硝子に指で書く蛇の這いゆくごとき曲線
令和六年七月十一日
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透きとおる日差しを浴びて初夏の木立の影を踏みて行きたり
令和六年七月十日
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過ぎし日の傷はちくちく疼きだしナイフのごとき月影の夜
令和六年七月十日
2
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諦めてしまえばいいと思う日の違うと言うがごとく遠雷
令和六年七月八日
2
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遠き夏川面に投げし石つぶて飛び去るごとく時は過ぎたり
令和六年七月八日
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雷鳴は怒りのごとく木霊して独り慎み頭を垂れて居り
令和六年七月七日
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夕焼けが乱反射するビル街の背伸びをしても見えぬ夕焼け
令和六年七月七日
5
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公園は独りの吾に広すぎて西日に伸びる石像の影
令和六年七月六日
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からからに乾いた喉でさよならを告げたあの日よ青春の駅
令和六年七月六日
3
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蝉しぐれ浴びて突っ立つ電柱にしがみつきたる蝉の抜け殻
令和六年七月五日
3
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ずぶ濡れの子供のごとく吾もまた遊んでみたい夏の噴水
令和六年七月五日
4
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仰向けに寝れば青空広々とどこからが夏どこまでが夏
令和六年七月四日
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値段見て買うか買わぬか思案して遂に買わない民の生き様
令和六年七月四日
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白球は雲の峰へと消えてゆきまた背が伸びる夏の少年
令和六年七月三日
3
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何事もなく過ぎた日の晩餐の素麺啜る音高らかに
令和六年七月三日
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採れたてが宗派不明の祭壇のごとくに並ぶ青空市場
令和六年七月二日
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民草の日々の暮らしは慎ましく整然として特売の列
令和六年七月二日
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戦争の時代を生きた亡き父に問いたく思う今の生き方
令和六年七月一日
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空遠く微かに見える飛行機を独り見上げる吾を忘れて
令和六年七月一日
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