天野まどかさん
のうた一覧
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内面に都市の孤独を隠し持ち黒く佇む夜のマンション
令和六年八月十九日
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ああ誰が踏んで行ったか道端に毛虫の身体青く広がる
令和六年八月十九日
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御仏の大きい許しに包まれて今年も過ぎる盆の休日
令和六年八月十八日
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落雷を諸手で受けるごとく立ち雨に鉄塔黒光りする
令和六年八月十八日
5
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無言にて家族で作った砂の城静かに崩す満ちて来る潮
令和六年八月十七日
5
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吾が胸に赤くくすぶる残り火を抱え見上げる打上げ花火
令和六年八月十七日
5
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ハンカチが落ちているかと思いきや突然蝶となりて飛び立つ
令和六年八月十六日
4
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葉の上の露を拭って見上げれば水の地球を照らす満月
令和六年八月十六日
2
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強風の中で巧みに傘を繰る盆の祭の踊りのごとし
令和六年八月十三日
3
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冷え冷えとコンクリートにのる露が悟性のごとく映し出す都市
令和六年八月十三日
2
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遠雷の籠れる音を響かせて道に転がる錆びし鉄管
令和六年八月十日
2
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眠れない夜を独りで口ずさむ誰も知らない黒きエレジー
令和六年八月十日
3
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さらさらと貝殻寄せる砂浜のまどろむように過ぎてゆく夏
令和六年八月六日
3
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蝉しぐれ頭の中にこだまして暑さに喘ぎ見る白昼夢
令和六年八月六日
2
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鉄塔は意志のごとくに突き立って雷落ちるとき底光りする
令和六年八月四日
4
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天罰を恐れし古代の心にて独り慎むいかづちの夜
令和六年八月四日
1
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濁流に洗われ山肌荒々し苦悩のごとく木の根転がる
令和六年八月三日
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夏の日の何も起こらぬ真昼間を静かに映す廊下の鏡
令和六年八月三日
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空に向き何か切望するように眼を見開いて並ぶ向日葵
令和六年七月三十一日
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核心に触れないままの団欒の鉄板にのる焦げた焼き肉
令和六年七月三十一日
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