天野まどかさん
のうた一覧
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哀しみは甘美な揺り籠時としてゆらりゆらりと傷を癒せり
令和七年一月十二日
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新春の光の街をふわりふわりとなかなか落ちて来ぬ雪が舞う
令和七年一月十日
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高架下肩を落して帰る夜のドブネズミに似た影を映して
令和七年一月十日
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手帳開く白く新春の日は射して今年は何がおきるだろうか
令和七年一月八日
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めでたさの押し付け合いに飽きた日の鍋で煮ているレトルトカレー
令和七年一月八日
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はらはらと月の破片のごとき雪落ちくる星しか見えない夜空
令和七年一月四日
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胸奥の暗みに潜む猛禽はわれに歯向かい内からつつく
令和七年一月四日
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食卓に咽せて雑煮が飛び散って今年も起きる予期せぬことが
令和七年一月一日
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しんしんと分け隔てなくしんしんと未明の雪は街に降り積む
令和七年一月一日
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夜半に降る雪訥々と身の上を語るがごとく闇に消えゆく
令和六年十二月三十一日
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手紙裂く音が響きてしんとなる粉雪渦を巻いて降る窓
令和六年十二月三十一日
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幕が開き静かに始まる演奏の舞台のような朝焼けの空
令和六年十二月二十七日
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澄みとおる冬の空から斬りつけてくるがごとくに光射しくる
令和六年十二月二十七日
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寂しさは吾のふるさと木枯らしの音聞きねんねんころりと眠る
令和六年十二月二十四日
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骨折れて歪んだ形の襤褸傘を雨が晴れてもまださしている
令和六年十二月二十四日
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月光はたらりたらりと滴って蜂蜜にじむごとき雪原
令和六年十二月二十一日
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傷口のような三日月冷え冷えと闇に這い出た裸木の枝
令和六年十二月二十一日
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枯れ枝をゆすって掴む大鴉ぐわーと鳴いて不安な夕べ
令和六年十二月十七日
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月影に黒く浮かんだマンションの夕餉の音も漏れぬ静もり
令和六年十二月十七日
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冬の夜の記憶の底の暗闇にひらりひらりと落ちてゆく雪
令和六年十二月十五日
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