天野まどかさん
のうた一覧
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あの人が折った折り紙唐突に箱の中より転げ出でたり
令和六年九月二十七日
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まだ鳴いている蝉がいる秋の日に昭和の歌が細く流れる
令和六年九月二十七日
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抱き合っていても孤独は深まれる渡る橋無き隣り合う島
令和六年九月二十四日
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秋空をスイスイとゆくヒコーキの紙の翼の白い輝き
令和六年九月二十四日
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米を炊くことも忘れて独り居る板間の上を秋の風吹く
令和六年九月二十三日
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ホバリングしながら覗くスズメバチ我が家の隙につけ込むごとく
令和六年九月二十三日
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また明日と言って子供ら帰りゆき秋の夕暮れたちまちに来る
令和六年九月二十日
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回廊を巡るごとくに秋風は街路隈なく吹き抜けてゆく
令和六年九月二十日
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まだ来ぬと背伸びしている子らもいて休み始まる到着ロビー
令和六年九月十九日
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夕暮れの日陰に咲いた白花のごとく薄れる悲しい記憶
令和六年九月十九日
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笛吹いて子供をさらう人ありき秋の夕暮れ寂しかりけり
令和六年九月十八日
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秋風は静かに校舎を吹き抜けてピアノの音が響く放課後
令和六年九月十八日
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櫛比する安アパートの解体の埃の中に重機蠢く
令和六年九月十六日
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街路樹の影くっきりと秋の日に窓辺で吹いた銀のハモニカ
令和六年九月十六日
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包丁の先をギラリと光らせて青き魚割く稲妻の夜
令和六年九月十三日
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古ぼけた柱時計の歯車のように働き暮れる一日
令和六年九月十三日
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曝された孤独のごとし流されて片方の靴浮き沈みゆく
令和六年九月十二日
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不景気な街でくすんだ人々の内緒話が黒く広がる
令和六年九月十二日
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話題絶え窓の外へと目をやれば空がたたえる光冷たく
令和六年九月十一日
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軒先のしまい忘れた風鈴のように日暮れて揺れる追憶
令和六年九月十一日
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