天野まどかさん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
公園は独りの吾に広すぎて西日に伸びる石像の影
令和六年七月六日
3
もっと見る
からからに乾いた喉でさよならを告げたあの日よ青春の駅
令和六年七月六日
3
もっと見る
蝉しぐれ浴びて突っ立つ電柱にしがみつきたる蝉の抜け殻
令和六年七月五日
3
もっと見る
ずぶ濡れの子供のごとく吾もまた遊んでみたい夏の噴水
令和六年七月五日
4
もっと見る
仰向けに寝れば青空広々とどこからが夏どこまでが夏
令和六年七月四日
9
もっと見る
値段見て買うか買わぬか思案して遂に買わない民の生き様
令和六年七月四日
2
もっと見る
白球は雲の峰へと消えてゆきまた背が伸びる夏の少年
令和六年七月三日
3
もっと見る
何事もなく過ぎた日の晩餐の素麺啜る音高らかに
令和六年七月三日
7
もっと見る
採れたてが宗派不明の祭壇のごとくに並ぶ青空市場
令和六年七月二日
3
もっと見る
民草の日々の暮らしは慎ましく整然として特売の列
令和六年七月二日
6
もっと見る
戦争の時代を生きた亡き父に問いたく思う今の生き方
令和六年七月一日
3
もっと見る
空遠く微かに見える飛行機を独り見上げる吾を忘れて
令和六年七月一日
3
もっと見る
くり返す悪夢のごとき濁流の底が引き摺る錆びし自転車
令和六年七月一日
3
もっと見る
押し花をそっと挟んで返す本君よ気づけよ吾が花言葉
令和六年七月一日
14
もっと見る
鉄筋は工事現場に突き出して都市を支えるものの有り様
令和六年六月二十九日
1
もっと見る
軽やかに舞い飛ぶ蝶の羽ばたきのあわいが刻む今という時
令和六年六月二十九日
4
もっと見る
ちぎられしページのごときひび割れの鏡に映る吾の背面
令和六年六月二十八日
6
もっと見る
生ぬるく風に揺られて歩むとき吾にまとわる一匹の虫
令和六年六月二十八日
4
もっと見る
道端に潰れ転がる空き缶を蹴って家まで連れて帰りぬ
令和六年六月二十七日
3
もっと見る
望み無き時代のように思う日の黙々として動く人波
令和六年六月二十七日
5
もっと見る
[1]
<<
6
|
7
|
8
|
9
|
10
|
11
|
12
|
13
|
14
|
15
|
16
>>
[16]