天野まどかさん
のうた一覧
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あらあらと零れ落ちたる吾が涙泣くつもりなど無かったはずが
令和六年六月十日
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鎖鎌使えば次は槍が来る日々の悩みは尽きること無し
令和六年六月十日
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訪う人も無いまま朽ちる廃屋の記憶が揺れる庭のブランコ
令和六年六月十日
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乳色の霞の中に鉄塔が意志のごとくに突き立って居り
令和六年六月九日
5
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黒ずんだバナナも旨し改めて温故知新の意味思うなり
令和六年六月九日
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新しき家電の機能多過ぎて全て使える人は居るらん
令和六年六月九日
1
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壊れたら捨ててしまえばいいというわけにはいかず摩る腰痛
令和六年六月八日
4
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垂乳根の母のピンクのガラケーは10年間の苦労共にす
令和六年六月八日
1
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不機嫌に濁る空より降りそそぎ穿つがごとき荒き雨足
令和六年六月八日
5
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夏風邪をひきて啜れる鼻ひとつ持ちて行きたる夕暮れの道
令和六年六月八日
1
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達観は遂に叶わず日々迷うその連なりを吾と覚悟す
令和六年六月八日
3
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黒々と建ち並びたるビル群を裟懸けに切る稲光かな
令和六年六月七日
3
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遣る瀬無い怒りのごとき轟音に吾は慎むいかづちの夜
令和六年六月七日
2
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確固たる根拠も無くて存在し吾たらしめる吾の営み
令和六年六月七日
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初夏の光に揺れるそうめんの独り啜れる音が響けり
令和六年六月七日
4
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昨年の記憶染みつく服を着てまた生きていく衣替えかな
令和六年六月七日
4
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真っすぐに落ちくる雨は潔し禊をせんと濡れてゆくなり
令和六年六月六日
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雲の峰そびえる空は限りなくどこまで行っても広々と夏
令和六年六月六日
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過ぎし日の栄光として黒々と梅雨を浴びたる屑鉄の山
令和六年六月六日
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太太と立ち塞がれる大木に深く打ち込む錆びた鉄釘
令和六年六月六日
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