天野まどかさん
のうた一覧
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夜の火事揺れる炎に赤々と映しだされる見物の顔
令和七年十一月十日
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地下鉄の車輪の音は子守唄かばん抱えて丸まって寝る
令和七年十一月十日
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切迫する呼吸のごとくヒューヒューと木枯らしが吹く霜月の夜
令和七年十一月三日
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町おこしのB級グルメの焼そばを食えば普通の味のふるさと
令和七年十一月三日
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バス停にいつもの顔が並ぶ朝今日が始まる画一的な
令和七年十月二十六日
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黒光りして流れゆく夜の川見つめ続ける心吸われて
令和七年十月二十六日
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自己責任社会の穴からこぼれゆく弱者の群れが並ぶ特売
令和七年十月十九日
1
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神無月空き部屋照らす人類に興味を持たぬ白き月影
令和七年十月十九日
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排気ガス吸い込みながら歩みゆく国道添いにそよぐ薄野
令和七年十月十三日
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アルバムの中で止まったままの過去他人のように思い見つめる
令和七年十月十三日
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コンビニに用もないのに立ち寄って人の声聞く秋の夕暮れ
令和七年九月二十八日
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ここにいて帰らないでと言う君の爪が背中の肉に食い込む
令和七年九月二十八日
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岬にはバニラアイスの色をした灯台ひとつ夏のおわりに
令和七年九月十四日
4
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ラスコーリニコフの斧の一撃のごとくスイカを割った夏の日
令和七年九月十四日
1
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次はいつ来るのと言った深海のイソギンチャクのような唇
令和七年九月十日
3
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泡を吹く蟹の手足を引き抜いて子らがいじめる暗き岩陰
令和七年九月十日
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口を開け白目を剥いて眠る人向いの席に夜の地下鉄
令和七年八月三十一日
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どぶ川に浮んだ泡のつぶやきに耳を澄ませて居れば夕闇
令和七年八月三十一日
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ハイヒール凶器のごとく新品の靴を突き刺す満員電車
令和七年八月二十四日
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むらさきの海に映った一すじの花火も消えて夏は過ぎゆく
令和七年八月二十四日
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