天野まどかさん
のうた一覧
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冬の夜の記憶の底の暗闇にひらりひらりと落ちてゆく雪
令和六年十二月十五日
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おいでおいでと吾を招いて裸木の枝が震える吹雪く窓辺で
令和六年十二月十五日
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ビル街の狭い空地を月光はやさしく照らし土匂い立つ
令和六年十二月十三日
3
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どっと吹き堪えきれずに木枯らしはひゅるひゅる泣き声引きずってゆく
令和六年十二月六日
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戦いの狼煙を上げて今日もまた吾が内面の戦場駆ける
令和六年十二月六日
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幕が開き静かに始まる開演の舞台のごとき朝焼けの空
令和六年十二月一日
4
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癖のある文字で悪文書きなぐる本当の気持を秘めた日記に
令和六年十二月一日
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あの部屋は誰が住んでる今ごろは壁に沈んだままか鉄釘
令和六年十一月二十九日
1
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破り捨てた手紙みたいにハラハラと白く寂しく雪が落ちくる
令和六年十一月二十九日
4
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部屋のすみ虫の死骸の仰向けの足先寂し暮れてゆくなり
令和六年十一月二十七日
1
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木枯らしの寂しい夜はコンビニに立ち寄り人の声を聞くなり
令和六年十一月二十七日
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腐食した鉄筋捩れ露出して呪詛のごとくに重機響けり
令和六年十一月二十五日
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真夜中のサイレン聴いている部屋に赤の幻影くるくる回る
令和六年十一月二十五日
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無人駅灯る明りに特急が闇から闇へと駆け抜けてゆく
令和六年十一月二十四日
4
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秋なのかもう冬なのかはっきりと分からぬままに夏日ありたり
令和六年十一月二十日
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ぐわぐわと互いに呼び合う鴉去り枯葉の揺れる枝の静けさ
令和六年十一月二十日
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自転車のカゴに置かれた麦わらの帽子そのまま秋となりたり
令和六年十一月十七日
3
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轟音をあげて列車が通過した後の孤独な鉄橋の下
令和六年十一月十五日
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赤茶けた錆の匂いが漂った高架下行く黒き野良犬
令和六年十一月十二日
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時代には少し遅れて歩こうか一歩一歩を踏みしめるべし
令和六年十一月十二日
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