天野まどかさん
のうた一覧
(カテゴリー:その他 並び替え:新着順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
寿司桶の酢飯の匂い立ち昇り酸っぱく暮れて外はむらさき
令和六年十月十八日
0
もっと見る
夜の海油のごとくゆるゆると不吉なまでに黄なる満月
令和六年十月十八日
3
もっと見る
人さらい住むと伝わる黒き森秋の夕日は紅く染めゆく
令和六年十月十五日
1
もっと見る
どこからか家の中へと吹き込んで硝子のコップに満ちた秋風
令和六年十月十五日
6
もっと見る
閉店の告知見つめる人も去り雨音だけが響く街角
令和六年十月十五日
5
もっと見る
狂いつつ森に駆け込み戻らない人もありたり真赤な紅葉
令和六年十月十五日
1
もっと見る
予言者にひれ伏すごとく垂れ下がる電線残し台風は去る
令和六年十月十二日
1
もっと見る
消息ももはや聞かない人いずこ当時のままの街角に立つ
令和六年十月十二日
0
もっと見る
頼りなく露出している首筋に秋風吹けば速足で行く
令和六年十月八日
0
もっと見る
幼子が次々飛ばすシャボン玉消えゆく果ての高き秋空
令和六年十月八日
5
もっと見る
べったりと血糊のごとく貼りついた舗道の紅葉避けながら行く
令和六年十月五日
1
もっと見る
まだ負けていないと思う人生の勝ち負け問わぬ澄んだ青空
令和六年十月五日
2
もっと見る
音は波寄せては返すヴィヴァルディ終日部屋に流し夕暮れ
令和六年九月三十日
3
もっと見る
吊るされて首を切られる運命のてるてる坊主に下す恩赦を
令和六年九月三十日
1
もっと見る
あの人が折った折り紙唐突に箱の中より転げ出でたり
令和六年九月二十七日
1
もっと見る
まだ鳴いている蝉がいる秋の日に昭和の歌が細く流れる
令和六年九月二十七日
2
もっと見る
抱き合っていても孤独は深まれる渡る橋無き隣り合う島
令和六年九月二十四日
1
もっと見る
秋空をスイスイとゆくヒコーキの紙の翼の白い輝き
令和六年九月二十四日
1
もっと見る
米を炊くことも忘れて独り居る板間の上を秋の風吹く
令和六年九月二十三日
4
もっと見る
ホバリングしながら覗くスズメバチ我が家の隙につけ込むごとく
令和六年九月二十三日
3
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
|
8
|
9
>>