兎桃さん
のうた一覧
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足を組み皆携帯をながめるにわれ苛立つを不思議に思う
令和六年三月二日
4
文庫読んでる人は絶滅危惧種ですよ...
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西空に三日月白く残したる川瀬巴水の藍色の闇
令和六年三月二日
4
川瀬巴水の版画をみてきました。青...
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空や良し春を待つ日に海渡る重き外套家に脱ぎ捨て
令和六年三月二日
2
瀬戸大橋で四国へ。
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問いかけに応じぬ様を見て思う吾も聞こえぬことぞ多かる
令和六年二月二十九日
3
人のふりみて我がふり直せじゃない...
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一人では碾いて淹れるは煩わしインスタントで済ましてしまう
令和六年二月二十九日
4
美味しいねの一言ほしいよね。
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八十で逝きし男を弔いてちいと早いと皆声をかけ
令和六年二月二十八日
7
遺族にはいくつだろうと早すぎます...
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斎場へと向かう車中に聞こえしは「ここへ来るまでの辛抱よのう」
令和六年二月二十八日
4
マイクロバスに乗り合わせた老人た...
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新しき須屋にもられた供具一つ烏くわえて風に飛び行く
令和六年二月二十七日
1
こちらではお供えの小さな団子のこ...
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何気ない日々の話を語れるに味わうように聞く人かなし
令和六年二月二十七日
3
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燠を察て焚き付け重ね気道とるころさぬように火の息をよむ
令和六年二月二十七日
3
火を熾す。たしかジャック・ロンド...
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きょうの日は入籍の日と伝えれば「へえそうなんだ」興味なさげに
令和六年二月二十六日
1
なぜ覚えているかというと62.2...
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椿象の知らせやいかに当たれるか南暖冬北の大雪
令和六年二月二十六日
2
このために修正版並べました。
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椿象は暖かい冬知らすとか北では大雪知らすと言うに
令和六年二月二十六日
1
季節はずれですが。
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昼餉まえ布教の二人訪るに吾は密教の信者と応う
令和六年二月二十五日
3
勧誘がしつこいので…。
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老いの空ウズベキスタンと人に聞く人の数だけしあわせはあり
令和六年二月二十五日
4
年金で優雅な暮らしができるらしい...
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玉葱の微塵にするを語る義兄そんなん皆んな知ってるけどね
令和六年二月二十四日
2
彼はカレーづくりにはまっています...
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眼ばかりか指の感覚衰えり老いを探るは不思議と楽し
令和六年二月二十四日
2
おお!そう来るかって感じですかね...
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運転に何かと口出す女房をうるさく思うちっちぇ男
令和六年二月二十三日
5
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今もなお辻を守れる石敢當おしゃれになりて店先にあり
令和六年二月二十三日
2
辻に置く魔除けだそうです。
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海青く陸に白波たたきつく風は止まぬか残波の岬
令和六年二月二十二日
4
沖縄の海にしては深い青。
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