兎桃さん
のうた一覧
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永遠に続く命ぞ恐ろしき限りある身は福音なりや
令和六年三月二十七日
2
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ご褒美に貰ったような春の陽に蝶の舞う庭洗濯を干す
令和六年三月二十七日
5
主夫なので洗濯のことはよく詠みま...
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昨夜なる荒ましき雨こぼすまで薮の椿の開くを知らず
令和六年三月二十六日
3
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春先に寒気暖気の押し合いて菜種梅雨とはこのことなるか
令和六年三月二十六日
3
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雨続き春の出足を挫けるがやや温もりて衣軽くなり
令和六年三月二十六日
2
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年寄れば語学を習い歌を詠む心静かに日を暮らせるに
令和六年三月二十五日
3
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薪崩し守宮の眠り妨げぬ未だ未だ先か寝覚めの春は
令和六年三月二十五日
2
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並び立つ古き石塔集め寄せ代々墓に祀りなおすらむ
令和六年三月二十四日
1
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遅寒の霜に倒れしエンドウもその身を起こす穏やかな雨
令和六年三月二十四日
8
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浅茅生の宿にも春はめぐり来ぬ往時の名残木瓜の赤花
令和六年三月二十三日
6
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鴨の群れ転がる鈴の音を立て北の地さして飛び立ち行くか
令和六年三月二十三日
3
どうしてあんな羽音がするのか不思...
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陽だまりの軒に吊るした洗濯の乾く速さに春来るを知る
令和六年三月二十二日
11
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春分の嵐の後の空澄みて真白く光る十二夜の月
令和六年三月二十二日
8
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席待ちにシェリーの杯を勧められ二こと三こと言葉を交わす
令和六年三月二十一日
4
これが美味いんだ。
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同じ名のスープの味の異なりて時の流れか所の違いか
令和六年三月二十一日
4
ニンニクスープ。
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黒縁の眼鏡で店に立つ店主息子は牛の食玩もらう
令和六年三月二十一日
1
なかなか味のあるおじさんでした。
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妻や子と分けあい食べたパエリアの香り懐かしカサデフジモリ
令和六年三月二十一日
5
昔広島にあったスペイン料理店です...
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年ふりて方々毀れし貴船社に吾の直した鬼瓦上ぐ
令和六年三月十九日
5
耐水の接着剤でくっつけました。
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気に障る虻蚊のような音をたて必要なりや工事のドローン
令和六年三月十九日
3
鬱陶しいにも程がある。
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歳取れば見掛け十割らしいからニットタイ着け講座を受ける
令和六年三月十八日
4
妻に指摘されます。
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