兎桃さん
のうた一覧
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穏やかに老後過ごすは難しいヨガに版画と今日も忙し
令和六年二月十八日
3
今日は日曜なのに(関係ないか)。
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すき焼きを息子はフォンデュと訳したり鍋つつく様いづこも同じ
令和六年二月十八日
3
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レジ袋いりませんよと伝えれば無料ですよと怪訝な顔で
令和六年二月十七日
4
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唐国の香椿のごと臭うらし椿象の名を調べてみれば
令和六年二月十七日
1
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生き延びしカメムシ灯下に飛びたるが朝にはむくろ床にころがる
令和六年二月十七日
1
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我も詠むライ麦畑のホールデンアリーのミット寿ぎしよに
令和六年二月十六日
2
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東では春一番の吹けるらし夜半の物音それにあらじか
令和六年二月十六日
4
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走り初め妻の運転そろそろと神社にむかい安全祈願
令和六年二月十六日
2
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乗換し軽の新車に添えられたブーケ二人の食卓にあり
令和六年二月十六日
4
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店の午後年配の人も憩いおる我も落ち着きおかわりたのむ
令和六年二月十五日
3
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幼き日われの毀したステレオの針修理してレコードかける
令和六年二月十四日
2
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吾が父が無線に使いし管球をアンプに仕立てレコードを聴く
令和六年二月十四日
1
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陽だまりに拡大めがねかけて居り電気あんかのコード修理す
令和六年二月十四日
2
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冬通し庭慰めし赤い実のクロガネモチも花の春待つ
令和六年二月十四日
2
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満開の梅足下に従えて汝が時まつか桜の古木
令和六年二月十三日
2
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離れたる娘のメールのやさしさに老いたる我が身を思い知らさる
令和六年二月十三日
6
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離れれば古里の親思うらし何やらやさしメールの届く
令和六年二月十三日
3
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空暗くゴッホの鴉視えしとき同じ映像をみる妻に驚く
令和六年二月十三日
1
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自信なさ?逆接倒置で使うのはこれが私のエクリだけれど
令和六年二月十三日
1
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波紋のみ残してゆきし水の鳥遠く浮きいで知らん顔する
令和六年二月十二日
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