澪子さん
のうた一覧
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母の住む老人ホームに春の雪しづかに降れり花の如くに
令和六年二月二十二日
14
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ひたすらに戀ふる想ひは水底に深く沈みて珊瑚と化しぬ
令和六年二月十九日
9
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紙風船打つ手優しき祖母の目は白く潤みて空を眺むる
令和六年二月十八日
14
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濁りなきまなこ眩しき若者の遺影増えゆく戦場の町
令和六年二月十六日
8
いつも世界のどこかで起きている現...
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ブラボーの声鳴り響く劇場の最後列で言う「ありがとう」
令和六年二月十五日
10
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名前無き囚徒の墓地に紫のルピナス咲ける人住まぬ村
令和六年二月十三日
11
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一切は心の中に生きるもの家も故郷も描いた夢も
令和六年二月十日
16
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カーディガンかなぐり捨てて祖母は行く風船バレーの決勝戦へ
令和六年二月九日
11
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入院の夫はもつと寒かろと一人の居間のストーブを消す
令和六年二月六日
13
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亡父との最後の会話今もなお思い出せずに十三回忌
令和六年二月三日
12
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雨粒は川の流れに飮み込まれあをく渦卷く海原となる
令和六年一月三十一日
9
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名も知らぬ父祖の眠れるカロートの眞ん中に置く父の骨壺
令和六年一月三十日
8
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音もなく時計の中を落ちてゆく砂ひと粒の命の重さ
令和六年一月二十六日
14
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裸足にて勝負裁く三段目格の行司の聲若々し
令和六年一月二十五日
8
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廃屋の生家に母が好みたる冬蒲公英は今や咲くらむ
令和六年一月二十三日
8
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出鱈目をもつともらしく云ふ父を時に憎みて今は愛せり
令和六年一月二十一日
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受刑者が作りしといふ洗劑でざぶざぶざざんとエプロン洗ふ
令和六年一月二十日
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日常の家事に追われるひとときを切...
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「人生はゴールの見えぬマラソン」と犬に云ひつつ坂道のぼる
令和六年一月二十日
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