継海さん
のうた一覧
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台風が過ぎて咲きたる玉すだれ川面映るや精霊流し
令和六年九月三日
8
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錆び付いた菓子缶一つ父の箱こじ開け出づる娘の住所
令和六年八月三十一日
11
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避難場所行くに行かれぬ父置いて今日も明日も一昨年も
令和六年八月二十九日
10
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向日葵が夏の終わりを告げるよに今倒れ込む暴風の中
令和六年八月二十九日
12
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残暑なり赤とんぼ飛ぶ絵葉書の羽根に紛れた会いたいですね
令和六年八月二十三日
9
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水色の空に溶け込む白き月浴衣袖揺る盆の唄
令和六年八月十七日
7
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地中より出でて両親既に無く体震わせあんなに鳴くや
令和六年八月十四日
5
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軒下に一つの命途絶えおり仲間鳴く木や陽射しの中に
令和六年八月十二日
20
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蝉時雨追ふて初盆近付きぬ脱け殻並ぶ真夏日の中
令和六年八月十日
7
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肩寄せて語り続ける老夫婦少しのジェラシー隠して会釈
令和六年八月八日
12
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車椅子父娘連れらし席譲る羨ましくて無い物ねだる
令和六年八月七日
7
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父が居た北の窓から大輪の花火が散りて海へ溶ける夜
令和六年八月六日
12
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快音が響けどゼロが並ぶ板急いた蜻蛉が映り込む夏
令和六年七月二十六日
7
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新盆に入りて鳴き初むアブラゼミ夏日と共に部屋に居座る
令和六年七月二十五日
7
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ゆったりと白鷺歩く水田に腰を屈めた父は今無く
令和六年七月十七日
14
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空へ逝く怖さかけらも見せぬまま涙一筋辛きを語る
令和六年七月十二日
6
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七夕や再び並ぶ父母は鴨居の上で我を見守る
令和六年七月八日
11
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八年の月日一気に昇華するベッド跡付く畳部屋なり
令和六年七月三日
9
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蛙鳴く遺影に命探しては天の川さえ霞む夜の刻
令和六年七月三日
6
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ああだったこうだったよと口にするその度揺れる父の一生
令和六年七月二日
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