痴光山さん
のうた一覧
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散り急ぐ紅葉は時雨に追い打たれ ふふむ雫の終の甘露よ
令和七年十一月五日
5
今年の季節、迷ってたようでしたが...
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庭すみに土浴びしたる雀二羽 頭そろへて秋蒼穹望む
令和七年十一月三日
6
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野花への陽射しも短日ひいやりと ベニシジミ忙しくもつれて過ぎぬ
令和七年十一月一日
7
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秋日和老いらの減りたる公園に 今日も逆上がりする媼がひとり
令和七年十月二十九日
6
何回もやっているんですよ(笑)。...
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公園の古き松、桜は四季の友 いまは切り株短歌に残れり
令和七年十月二十八日
5
短歌に残しておいて、本当によかっ...
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晩秋の野道に小菊を選る蝶へ 今日の日差しを明日もと願ふ
令和七年十月二十七日
6
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土手路を打ち転がれるカリン三つ 置く玄関に満つる芳香
令和七年十月二十五日
6
甘く、本当に良い香りなのです。
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晩秋にコセンダン草は路へ出で 残る小花を蜂、蝶競ふ
令和七年十月二十四日
3
左右から、路を囲むように、出るの...
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中秋の街路に見初めし柿落葉 三つ四つ色濃く虫食ひありぬ
令和七年十月二十三日
5
自然を生き抜くのは、なかなか。無...
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猛暑から秋もそこそこ初冬とは 今朝開きたる小さき朝顔
令和七年十月二十二日
6
頑張って咲きました。だから、よー...
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寂さびと秋滲みわたる畑の路 背高泡立草の放つ夏色
令和七年十月二十一日
4
毒々しいとは申しません。でもやは...
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晩秋の沼あちこちに増すコガモ 喚くだみ声榎本健一のごと
令和七年十月二十日
4
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小ぶりなる草花多き畑の路「秋の八草」目に欲し 赤まんま
令和七年十月十九日
4
どうですか。赤まんま、可愛いです...
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広畑のさき薄霞にぬつと顕つ 雪待つ黒き中秋の冨士
令和七年十月十八日
5
最近は、初雪は遅くなりましたね。
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秋深く畑脇照りてり赤ぐろき やまごばうの実は野鳥誘ひぬ
令和七年十月十七日
4
子孫を残すために、植物も真剣なの...
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秋の野に背高泡立ち草の照りたるも 紋白はコセンダン草の小花へ
令和七年十月十六日
3
背高泡立ち草の黄花は、毒ありと、...
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一週後粒花見れば咲き切りて 放心風情よ金木犀は
令和七年十月十五日
2
庭の金木犀よ 本当に咲きったよね...
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朝陽へと畑のコスモス顔そろへ 夕にはこぞり向く茜空
令和七年十月十四日
5
コスモスの花は、向日性なのですね...
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秋深み木の下闇の森往くも 落葉蒼穹見せ足元明し
令和七年十月十三日
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蒼穹突きし立ち枯れ松の寸胴切り 湿れる太き年輪清し
令和七年十月十二日
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