睡密堂さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 一瞬で立ちこめた雲雨粒が落ちる速度はレーザービーム 令和五年八月二十七日 4 もっと見る
- まだ夏に未練があると夕焼けが積乱雲を銀朱に染める 令和五年八月二十六日 8 もっと見る
- 透明な翅震わせてシオカラが飛んで行く空まだ夏の雲 令和五年八月二十六日 6 もっと見る
- 蝉しぐれ命はいずれ尽きるのを忘れた子らが自死望む処暑 令和五年八月二十四日 4 もっと見る
- ホームランボールが飛んだ空青く球児らの明日もまた青し 令和五年八月二十三日 5 もっと見る
- 黒猫が爪を研ぐ夜金色の瞳のような星が瞬く 令和五年八月二十日 5 もっと見る
- 花首を手折り飾った百合の花主亡き部屋照らすともしび 令和五年八月十八日 8 もっと見る
- 鮮やかなあかを重ねて描かれた薔薇咲き誇る画家亡き後も 令和五年八月十七日 5 もっと見る
- 今日の日が戦前と呼ばれぬようにずっと戦後でありますように 令和五年八月十五日 10 もっと見る
- 蟻の群れ大玉転がしのように蟻の骸を巣穴に運ぶ 令和五年八月十一日 4 もっと見る
- 甲子園球児の顔がおさなごに見えて青春遠くなりぬる 令和五年八月九日 4 もっと見る
- 外出は危険な暑さ物干しで藍の浴衣がゆらゆら踊る 令和五年八月六日 6 もっと見る
- 打ち上がる花火きらめく山の端を部屋から見てる祭りの夜に 令和五年八月三日 8 もっと見る
- 青でなく緑で塗った画用紙の空は小さな革命である 令和五年八月一日 8 もっと見る
- 漢和辞典英和辞典と積み重ね押し花にする今朝の朝顔 令和五年七月三十日 4 もっと見る
- そういえば命日だなと思い出す遠き日となる共に在った日 令和五年七月二十九日 6 もっと見る
- 髪を分けそこに白髪が無いことを確かめる朱夏時間よ止まれ 令和五年七月二十九日 7 もっと見る
- 窓際のテーブルの上白桃の産毛が透ける夏の陽射しに 令和五年七月二十七日 6 もっと見る
- 向日葵のような人とは友達になれないわたし月を見ている 令和五年七月二十六日 8 もっと見る
- 朝顔の種の形を覚えてる双葉もつるも花摘む我も 令和五年七月二十四日 8 もっと見る
