睡密堂さん
のうた一覧
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灰色の雲にくるまれ港街滲む大観覧車の時計
令和五年九月二十一日
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シジミチョウ日傘の中をすり抜けて赤い信号機の上を飛ぶ
令和五年九月二十日
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金管の音響かせるドラクエの序曲運動会の始まり
令和五年九月十九日
5
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命日に供えたものは酒と香それから尽きぬ思い出話
令和五年九月十八日
10
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歌も詩も問わず語りのものなれば心のままに楽しんでこそ
令和五年九月十七日
10
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輝る月に似て冴え冴えと美しき真珠母貝の形見を飾る
令和五年九月十五日
8
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弓弦消ゆ下弦の月に何ごとも願うことなし祈ることなし
令和五年九月十四日
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祖母が言うシガシは東粋だねと誰かが話す十三回忌
令和五年九月十三日
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祭壇に迷子の蝶が舞いこんで喪服の袖に光る鱗粉
令和五年九月十二日
8
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にじむ青輪郭だけが淡い雲初秋の空はいつも水彩
令和五年九月十一日
9
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鳴き声に愁う初秋の鈴虫よ蝉は死んだよ夏と一緒に
令和五年九月十日
9
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真っ白なスケジュール帳退屈をガムと一緒に噛む金曜日
令和五年九月八日
11
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雨の玉硝子を弾く台風の銃声夏をかき消していく
令和五年九月七日
6
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雲ひとつない青空に洗濯機回してる朝いい日になあれ
令和五年九月五日
11
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赤トンボ透明な翅震わせてホバリングする霧雨の中
令和五年九月四日
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雨が来るそして季節は移りゆく雲の密度がもう秋になる
令和五年九月三日
9
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湯を沸かし麦茶を煮出す日没は早まれどまだ夏を残して
令和五年九月一日
11
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満月を見ることもせず八月が終わる事実に打ちのめされる
令和五年八月三十一日
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秒針の音だけ響く放課後の教室ひとり黒板を消す
令和五年八月三十日
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サイダーを注いだ色硝子のコップ日記に書いた真夏の小樽
令和五年八月二十九日
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