睡密堂さん
のうた一覧
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夏服のままで九月が終わるから今年の秋を始められない
令和五年九月三十日
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西風に蔓ほどかれて秋薔薇の蕾ふくらむ紅濃ゆくして
令和五年十月三日
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秋に飛ぶつがいの蝶の羽ばたきに揺れた彼岸花の細い花糸
令和五年十月九日
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柔らかな心の奥に泉湧く綺麗なものに触れた瞬間
令和五年十月十二日
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金木犀儚く散りて秋深し黄昏に背を向けるブランコ
令和五年十月二十三日
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海底の珊瑚のように艶やかに百日紅咲く散りながら咲く
令和五年十月三十日
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秋生まれケーキのサイズ小さめになっていく大人の胃の事情
令和五年十一月三日
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右耳のイヤホン外しさくさくと落ち葉を踏んで行く音を聴く
令和五年十一月四日
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筋肉が裏切らないとは聞いている裏切り者は私のほうだ
令和五年十一月十一日
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マライアとワムの封印解けし時世界はクリスマスを思い出す
令和五年十一月七日
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出汁の色染みたおでんの玉子割り汁を吸わせる黄身は純粋
令和五年十一月十二日
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否応もなく歳月は過ぎていく喪中はがきの名前のかすれ
令和五年十一月十八日
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鳴り響くジングル・ベルが止む一瞬落ち葉の着地する音を聴く
令和五年十一月十九日
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荷造りのひもを解かずリカちゃんを眠らせているかつての少女
令和五年十一月二十七日
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ひとすじの煙が立ち上っていく君の気配が薄れゆく部屋
令和五年十一月二十六日
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冷ややかな令嬢のごとき清さの百合の蕾は夜明けにひらく
令和五年十二月十日
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生活の匂いが消える爪の色からくれないに彩るごとに
令和五年十一月三十日
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沈黙で満ちる日曜日の午後に幸せというラベルを貼って
令和五年十二月三日
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もし空が飛べたらなんて考える晴れてる高い高い青空
令和五年十二月十四日
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ふるさとの川へと帰る鮭の群れ傷つきながら輝く鱗
令和五年十二月二十五日
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