睡密堂さん
のうた一覧
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笑ってと言われるほどに頑なに口を結んでいた七五三
令和五年十一月二十四日
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ゆっくりと歩きたくなる十二月ひともライトも美しく見え
令和五年十二月十九日
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寒さより寂しい方が辛いから缶のココアを二人分買う
令和五年十二月二十日
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古い札納めて拝む初詣三年ぶりの柏手を打つ
令和六年一月五日
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あたたかい人たちが住む町だろう毛糸の帽子かぶった地蔵
令和六年一月十九日
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雪がとけ君の最後のあしあとに冗談みたいに春の花咲く
令和六年二月十二日
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刃のように研ぎ澄まされていくこころ東雲の空春まだ浅し
令和六年二月二十五日
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ロウソクの芯のジジジと鳴る音はいのちの声か小さき炎
令和六年三月十七日
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気に入りの靴で歩こう不意打ちが足元掬う人生だから
令和五年六月六日
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永遠に笑っててくれ黒縁のフレームの中在りし日の君
令和五年七月七日
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朝顔の種の形を覚えてる双葉もつるも花摘む我も
令和五年七月二十四日
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向日葵のような人とは友達になれないわたし月を見ている
令和五年七月二十六日
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青でなく緑で塗った画用紙の空は小さな革命である
令和五年八月一日
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打ち上がる花火きらめく山の端を部屋から見てる祭りの夜に
令和五年八月三日
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花首を手折り飾った百合の花主亡き部屋照らすともしび
令和五年八月十八日
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まだ夏に未練があると夕焼けが積乱雲を銀朱に染める
令和五年八月二十六日
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赤トンボ透明な翅震わせてホバリングする霧雨の中
令和五年九月四日
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祭壇に迷子の蝶が舞いこんで喪服の袖に光る鱗粉
令和五年九月十二日
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輝る月に似て冴え冴えと美しき真珠母貝の形見を飾る
令和五年九月十五日
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灰色の雲にくるまれ港街滲む大観覧車の時計
令和五年九月二十一日
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