睡密堂さん
のうた一覧
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雨雲を割って晴れ間がきらめいて天使が通る道がひらける
令和五年十月二十日
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寂しさを希釈するためコーヒーを甘くしてみた土曜日の午後
令和五年十月二十一日
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生きるってみっともないでいっぱいで涙も綺麗には流れない
令和五年十一月二十二日
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気配なら上手に消せる神様も私のことはよく見失う
令和五年十一月二十八日
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今ここで笑っているのお前だけ憎らしいほど陽気な遺影
令和五年十二月四日
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パワハラと言わないでくれ餅つき機初老の君を酷使する冬
令和五年十二月三十一日
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新しい年のはじめの大地震無事か平気か寒くはないか
令和六年一月一日
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おしるこの湯気がめがねを曇らせて鏡開きの午後の静けさ
令和六年一月十一日
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春風が魔法をかける季節まで眠る桜を今は忘れて
令和六年一月十九日
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秒針の音だけ響く放課後の教室ひとり黒板を消す
令和五年八月三十日
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雨が来るそして季節は移りゆく雲の密度がもう秋になる
令和五年九月三日
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鳴き声に愁う初秋の鈴虫よ蝉は死んだよ夏と一緒に
令和五年九月十日
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にじむ青輪郭だけが淡い雲初秋の空はいつも水彩
令和五年九月十一日
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シジミチョウ日傘の中をすり抜けて赤い信号機の上を飛ぶ
令和五年九月二十日
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風はもうすっかり秋でようやっと右側の寒さを悲しめる
令和五年十月五日
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少しだけ昨日より膨らんだ月空に浮かんだ蜜柑一房
令和五年十月二十五日
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シマリスに貢ぐ採れたてほやほやのどんぐりお気に召したでしょうか
令和五年十月二十六日
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度の強い眼鏡を外したら月は七つあるから地球も多分
令和五年十月二十七日
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優しさを全部あげたいエジプトに渡らず死んだツバメのように
令和五年十一月一日
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発車ベルホームドアーが閉じていく逃れられない今日が始まる
令和五年十一月十三日
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