睡密堂さんのうた一覧 (カテゴリー：その他 並び替え：新着順)
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- ひび割れた卵を茹でる殻なんて破れなかった傷ついたのに 令和五年十月十三日 6 もっと見る
- 柔らかな心の奥に泉湧く綺麗なものに触れた瞬間 令和五年十月十二日 8 もっと見る
- 灰色の靄晴れ渡る制服を脱いで生きると決めた一限 令和五年十月七日 7 もっと見る
- 十余年歳月経ても変わらない背景の無い写真の君は 令和五年十月六日 11 もっと見る
- ラム酒入りサヴァラン大人になるのも案外悪くないものかもね 令和五年十月二日 5 もっと見る
- 夏服のままで九月が終わるから今年の秋を始められない 令和五年九月三十日 8 もっと見る
- プルースト効果ハゴロモジャスミンの頃思い出せ我の香と名を 令和五年九月二十七日 5 もっと見る
- 灼熱の日々に悶えたというのに夏の終わりはセンチメンタル 令和五年九月二十六日 7 もっと見る
- 起立礼してさようなら向日葵よ白いリボンの夏服の日よ 令和五年九月二十六日 7 もっと見る
- 明日また笑える保証など無しに眠れだなんて酷いじゃないか 令和五年九月二十三日 5 もっと見る
- 秋立ちぬコーヒーの湯気立つ午後にお返し物のフィナンシェひとつ 令和五年九月二十三日 6 もっと見る
- 何もかも投げ出した日に降る雨のぬるく優しく平等なこと 令和五年九月二十二日 10 もっと見る
- 灰色の雲にくるまれ港街滲む大観覧車の時計 令和五年九月二十一日 8 もっと見る
- 歌も詩も問わず語りのものなれば心のままに楽しんでこそ 令和五年九月十七日 10 もっと見る
- 輝る月に似て冴え冴えと美しき真珠母貝の形見を飾る 令和五年九月十五日 8 もっと見る
- 祭壇に迷子の蝶が舞いこんで喪服の袖に光る鱗粉 令和五年九月十二日 8 もっと見る
- 真っ白なスケジュール帳退屈をガムと一緒に噛む金曜日 令和五年九月八日 11 もっと見る
- 雲ひとつない青空に洗濯機回してる朝いい日になあれ 令和五年九月五日 11 もっと見る
- 湯を沸かし麦茶を煮出す日没は早まれどまだ夏を残して 令和五年九月一日 11 もっと見る
- 秒針の音だけ響く放課後の教室ひとり黒板を消す 令和五年八月三十日 9 もっと見る
