睡密堂さんのうた一覧 (カテゴリー：自然 並び替え：新着順)
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- 澄みわたる青の間に間に薄桃のまだ咲き初めの春告げの花 令和六年二月九日 12 もっと見る
- 沸騰の夏の続きが極寒で季節は巡る容赦もなしに 令和五年十二月二十六日 4 もっと見る
- ふるさとの川へと帰る鮭の群れ傷つきながら輝く鱗 令和五年十二月二十五日 8 もっと見る
- 冷ややかな令嬢のごとき清さの百合の蕾は夜明けにひらく 令和五年十二月十日 8 もっと見る
- 海底の珊瑚のように艶やかに百日紅咲く散りながら咲く 令和五年十月三十日 8 もっと見る
- 少しだけ昨日より膨らんだ月空に浮かんだ蜜柑一房 令和五年十月二十五日 9 もっと見る
- 雨雲を割って晴れ間がきらめいて天使が通る道がひらける 令和五年十月二十日 10 もっと見る
- 甘い香よ再会告げる金木犀お前を愛し秋が始まる 令和五年十月十一日 7 もっと見る
- 秋に飛ぶつがいの蝶の羽ばたきに揺れた彼岸花の細い花糸 令和五年十月九日 8 もっと見る
- 西風に蔓ほどかれて秋薔薇の蕾ふくらむ紅濃ゆくして 令和五年十月三日 8 もっと見る
- まだ咲かぬ花はいつ咲く遠回りして帰る秋コスモスの道 令和五年九月二十四日 7 もっと見る
- 秋分に彩り添えて曼珠沙華彼岸と此岸繋げし炎 令和五年九月二十三日 7 もっと見る
- シジミチョウ日傘の中をすり抜けて赤い信号機の上を飛ぶ 令和五年九月二十日 9 もっと見る
- 弓弦消ゆ下弦の月に何ごとも願うことなし祈ることなし 令和五年九月十四日 7 もっと見る
- にじむ青輪郭だけが淡い雲初秋の空はいつも水彩 令和五年九月十一日 9 もっと見る
- 鳴き声に愁う初秋の鈴虫よ蝉は死んだよ夏と一緒に 令和五年九月十日 9 もっと見る
- 雨の玉硝子を弾く台風の銃声夏をかき消していく 令和五年九月七日 6 もっと見る
- 赤トンボ透明な翅震わせてホバリングする霧雨の中 令和五年九月四日 8 もっと見る
- 雨が来るそして季節は移りゆく雲の密度がもう秋になる 令和五年九月三日 9 もっと見る
- 一瞬で立ちこめた雲雨粒が落ちる速度はレーザービーム 令和五年八月二十七日 4 もっと見る
