睡密堂さん
のうた一覧
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あざやかなきみどり色のずんだ餡かしわ餅からこぼれる五月
令和六年四月二十五日
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切られずに木乃伊となりたるあぢさゐの枯れ枝にいこふ春告鳥は
令和六年四月五日
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月日など瞬く間に過ぎてしまって霞む桜をまた愛でている
令和六年三月三十一日
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ロウソクの芯のジジジと鳴る音はいのちの声か小さき炎
令和六年三月十七日
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明日からもう会うこともないでしょう手にした筒のつややかな黒
令和六年三月十二日
6
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サイレンがまだ鳴らなくて五時間目終わった席で黙祷を待つ
令和六年三月十一日
5
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人形は飾らなくとも雛祭りあられとちらし寿司で彩る
令和六年三月三日
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折れ曲がるビルから吹いて丸まった背中を押してゆく春の風
令和六年三月二日
5
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刃のように研ぎ澄まされていくこころ東雲の空春まだ浅し
令和六年二月二十五日
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花ひらく時を待つ枝ふくらむ芽多分そのうち多分もうすぐ
令和六年二月二十四日
8
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くれなゐの八重の椿の花首が落つまたとない晴れやかな日に
令和六年二月二十三日
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盗まれた傘傘立てに残る傘濡れて帰ろう春雨だから
令和六年二月十九日
6
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何もない枝に蕾がつくそして春はようようと加速する
令和六年二月十六日
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雪がとけ君の最後のあしあとに冗談みたいに春の花咲く
令和六年二月十二日
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右側にかたむきながらおそらくはあちらが春でございと案山子
令和六年二月八日
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ずいぶんと主張してきた東京に雪ほろほろと君の命日
令和六年二月五日
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春立ちぬ多分毎年同じこと言っているけど今日は立春
令和六年二月四日
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ひとりでは寂しかろうと雪だるまふたつ並べる足跡ひとつ
令和六年一月三十日
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この花をもう二度とは見れないというあなたの庭に蝋梅が咲く
令和六年一月二十六日
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あたたかい人たちが住む町だろう毛糸の帽子かぶった地蔵
令和六年一月十九日
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