積 緋露雪さん
のうた一覧
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黄砂舞ふもの皆ぼんやり姿消す箍外れたもの何に化ける
令和五年四月十三日
1
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瞼閉ぢ邪念鬱勃耽溺す瞑想遠くも涅槃至るや
令和五年四月十三日
3
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櫻散り櫻葉萠ゆる鮮やかに生生流轉す西行忌
令和五年四月十三日
4
櫻が散ると尚のこと西行が思ひ出さ...
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胸躍る大渦逆卷く闇の闇呑まれて嬉し異宇宙見たさに
令和五年四月十三日
2
この世界は多層でなければ全く面白...
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存在が憧れ出たか陽炎は魂のみぞ地を闊歩する
令和五年四月十二日
2
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ゆらりと動く陽炎に嗤はれて憤怒起きるも天に唾吐く
令和五年四月十二日
1
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今生で逢へしものみな幻しか詞藻の中さへ現れ消ゆるは
令和五年四月十二日
3
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去來現滅茶苦茶の中吾は立つ移らう春を見送りし爲
令和五年四月十一日
3
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生見たる夢幻空花の幻視にて幻逆卷く奔流の中
令和五年四月十一日
2
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これからはAI隆盛過去溢る未來侵蝕蓋然性なし
令和五年四月十一日
2
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音立ちぬ靜寂をも操る自在坂本龍一遺作の境地
令和五年四月十一日
2
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メディア言ふ分かり易くは疑へめ端折つたとこに肝隱れるる
令和五年四月十一日
3
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文明が制禦出來るか出來ぬかは人智を超えて渾沌の域
令和五年四月十日
3
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AIで身の丈以上に武裝する現代人の虚飾の極み
令和五年四月十日
2
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焔舞ふ櫻吹雪の花びらの吾が身燒きては吾窯變す
令和五年四月十日
4
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春眠を貪り溺れ見た夢は世界に喰はれ闇に滅す夢
令和五年四月十日
2
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春は濃く宵の明星目を射拔きざわつく心串刺しとなる
令和五年四月九日
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パンドラの匣開けたりし人間はしかし其處には希望なかりけぬ
令和五年四月九日
1
生成系AIはパンドラの匣である。
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風荒び妄想する日常暴走す其處で生き拔く人間皆奴隸なり
令和五年四月九日
1
生成系AIの登場により、日常は最...
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雲早く驅ける空見て憤怒する己が己をば受け容れる不合理に
令和五年四月七日
1
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