秋蒔こむぎさん
のうた一覧
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ぜんざいの妙味桜は花盛りああにっぽんの春は賑わし
令和五年四月一日
10
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君の瞳が何を追うのか気になってかつては見えし光探して
令和五年三月三十一日
4
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目をつむりうたた寝したい待ち合わせことりとひとつ加加阿置かるる
令和五年三月三十日
7
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道訊かれ力になれず見送ってどうかあのひと辿り着いてね
令和五年三月二十九日
10
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珈琲の闇に溶けてく味がしたお砂糖ひとつ我が零るる
令和五年三月二十八日
10
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抱き連られ小さな手には初めての桜色みた君はこれから
令和五年三月二十七日
8
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誰だらう山が笑ふと云つたのはほんとに笑つてゐるではないか
令和五年三月二十四日
13
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雨上がり暦花見と書き込めば雨粒きらり光り春待つ
令和五年三月二十三日
9
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もう二度と会えないと知るその日まで知らなくていい気づくことすら
令和五年三月二十二日
5
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時を止め愛しきあの日留めたる約束かけた乾燥花
令和五年三月二十日
7
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続く日々ほんとは折れてしまいたいされど神さま私に優し
令和五年三月十九日
7
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ああ今はそんな時だと海が云ふ 滿ちていくとき引いていくとき
令和五年三月十八日
19
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その沼を赤子経済圏と言ふ冷静であれ親子爺婆
令和五年三月十七日
5
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春が来て不穏な音が響いたら愛する人を撃つのでしょうか
令和五年三月十六日
7
No war
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大切な人へ言の葉紡ぐ君推敲止まり涙先取り
令和五年三月十五日
6
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半月や泣きたい闇をなだめるな怒りの行き場失くす朝焼け
令和五年三月十四日
6
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ただいまと言いかけそっと声潜む寝息がふたつ父子同じ顔
令和五年三月十三日
11
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清水の舞台から飛び降りるとしても決断は朝の光の中で
令和五年三月十二日
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今はもうこれしかないが持ってゆけ全て失くしたあなたの方が
令和五年三月十一日
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