Hatabouさん
のうた一覧
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アグネスの変わらぬ笑顔澄んだ声時折見せる手に時の跡
令和五年十二月一日
4
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梨風苑に貴女が住むと風が云う貴女にそよぐ風になりたい
令和五年十二月一日
5
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霜月の晦日間近の誕生日貴女を想い温かくなる
令和五年十一月二十八日
7
あれから五十年
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昼食にラーメン食べて夜は鍋酒は熱燗冬の幸せ
令和五年十一月十七日
7
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手探りで初めて押さえたナイロン弦エーマイナーのコードの響き
令和五年十一月十二日
4
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ブルッとして流すボタンを押した時かすかに聞こえた冬の足音
令和五年十一月十二日
2
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ドレス着て微笑む君も素敵だがラケットの汗拭く君が好き
令和五年十一月四日
6
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宿帳に同じ苗字を書いてみて二人一緒に声に出して読む
令和五年十一月四日
6
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俯いて「今日一日は妻になる」意図もわからず家まで送る
令和五年十一月二日
3
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雨の夜君と歩いたこの道で私の心に今雨が降る
令和五年十一月二日
4
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50年ぶりに君と会うのは夢の中私と同じ年齢を重ねて
令和五年十一月二日
5
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白鯰恥じ俯いて歩く道吹雪朝顔上向いて咲く
令和五年六月四日
1
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「寒いね」と言っても「俺は寒くない」そんな夫婦が四十五年
令和五年六月四日
2
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朝日浴びた白い館で友が逝く桜の如く笑みを浮かべて
令和五年三月三十一日
7
ありがとうの一言が耳に残る
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猫のごとく日がな炬燵で丸くなるそんな犬でも逝くと淋しい
令和五年三月十五日
8
病弱だったけど一生懸命生きてくれ...
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怒ったり愚痴を言ってる一日もありがとうでも同じ一日
令和五年三月十二日
8
その一言がなかなか言えない
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手を見れば君の半生光る今五十年後の同窓会で
令和五年三月四日
7
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永遠の愛なんてないわという君を五十年後も想い続ける
令和五年三月二日
6
老醜というなかれ
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臆病なたった一人の間違いで幾万の民が明日を失う
令和五年三月二日
4
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伝染と聞くと病を憂うけど平和な心も伝染るといいのに
令和五年二月二十三日
6
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