鞘森天十里さん
のうた一覧
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鞍はづし湯気立ちのぼる裸馬バケツに汲みし水飲み干しぬ
令和五年三月十八日
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一気にバケツ2杯くらいいく子、バ...
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やはらかにうるほひ満たす春の雨地に降りそそぎて恵みとなりなむ
令和五年三月二十三日
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弥生にて夏日なるとも吾が猫は眠れり吾に顔を乗せつつ
令和五年三月二十四日
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花下の川の白鷺一閃に嘴さし捕らう銀の魚
令和五年三月二十七日
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浮ついた気持ちで見やる花吹雪 散華の向こうに君はいますか
令和五年四月二日
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強き風に吹かれてもなほ上を向き白と紅ならぶ花水木
令和五年四月七日
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行きつけの蕎麦屋で出されし筍の天麩羅うまし初物なりと
令和五年四月九日
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試食してみて、と出された筍の天麩...
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球を極む蒲公英の絮は支度終え佇みて待つ旅立ちの風
令和五年四月十日
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吹き渡る風の薫りて川端は白き野茨の青空に映ゆ
令和五年五月五日
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思ひ出は組紐のごと美しく互ひに絡み結はれ解かれ
令和五年六月五日
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茜さす隣りし屋根の雀の子囂しかり朝日照る部屋
令和五年二月十七日
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ふよふよと花の枝先膨らみつ霞のたまご孵化まで半月
令和五年三月六日
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花霞というのなら、蕾は霞のたまご...
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無防備に野生を失ひ溶ける猫床暖房の上では液体
令和五年三月三日
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早咲きのさくら彩る通り路厳しき人の表情もほころぶ
令和五年三月四日
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火に懸かり口開けもがく蜆らの悲鳴を湯の立つ音がかき消す
令和五年三月九日
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満開の枝垂れ桜に隠るごと命削りて老梅の咲く
令和五年三月十八日
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「苦手なの乙女椿は完璧で」完璧主義者の君はそう言う
令和五年三月二十日
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屋久杉も花粉を飛ばすのだらうかと春の景色を想像し震ふ
令和五年三月二十八日
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ベランダで鳥が囀るのをじっと窓辺で見つつ猫ナナッと鳴く
令和五年三月二十九日
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さくら咲き散りて吹雪いて花筏兎角やまとの春ぞ麗し
令和五年三月三十一日
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