鞘森天十里さん
のうた一覧
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天と地の境に咲ける桜花霞みて自我も曖昧となり
令和五年三月二十三日
10
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啄まれ落ちて踏まれて桜花土に還りてまた咲きたまへ
令和五年三月二十二日
9
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山村の荒れ田の中の里桜しづかに咲きてしづかに散りゆく
令和五年三月十九日
10
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満開の枝垂れ桜に隠るごと命削りて老梅の咲く
令和五年三月十八日
7
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春ぞ来る烏が新居と定めしはいざ咲かむとす桜の樹のうへ
令和五年三月十七日
8
カラス、お花見特等席。
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厚き雲に赤味をほんのり足したなら桜の森に見えないだろうか
令和五年三月十七日
9
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ホヒョコヒョと鶯ぞ鳴く境内は日蓮宗なりホー、法華経
令和五年三月十六日
4
この時期の鶯はまだ上手くは鳴かな...
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はたはたと花弁落ちたり木蓮の天が零せし慈雨に打たれて
令和五年三月十三日
13
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身延より来たりし枝垂れの先やはく咲き出したるぞやれ羅生門
令和五年三月十二日
4
黒澤監督の映画「羅生門」のセット...
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人魂の如く闇夜に浮かびしは灯の照らしたる白き木蓮
令和五年三月八日
10
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ふよふよと花の枝先膨らみつ霞のたまご孵化まで半月
令和五年三月六日
7
花霞というのなら、蕾は霞のたまご...
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沈丁花咲き出したるも窓開かじはなひてやまぬ匂ひも知らねど
令和五年三月二日
6
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植木鉢落ちてぞ知るる春一番夜半に吹けるは優しさなるか
令和五年三月二日
5
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晴れたとて白々しかり春の空見ゆべき富士も靄に紛ひぬ
令和五年二月二十八日
5
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夕焼けに浮かぶ山の端さやかなる長庚と並び歳星照る
令和五年二月二十七日
8
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如月の風の冷やしぬ吾が頬を春めく陽射ぞ照らし温む
令和五年二月二十六日
9
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家路への方角示す細き月 猫待つ家に沈むまでには
令和五年二月二十三日
9
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さらさらと河津桜の咲き出だし集へる鳥の枝木渡るる
令和五年二月二十二日
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いくたびも通ひならひし梅ヶ丘思ひのままは見つけられずに
令和五年二月二十二日
8
「思いのまま」という一本の木に紅...
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白と黒 黒のが重いはずなのに何故か重たい雪国の白
令和五年二月二十一日
6
雪に覆われる季節の重苦しさは、経...
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