杜鵑草さん
のうた一覧
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訪ひがたき古里いまやいかならむ身のあるうちに顏や見せまし
令和五年八月二十三日
12
姑の入退院やら何やら(?)を口実...
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ひと歳にひと夜かぎりの契りにも逢ふと思はば嬉しからまし
令和五年八月二十二日
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めをとぼし嬉し顏にて光るめり離れなむ後はいかで光らむ
令和五年八月二十二日
4
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誰が魂を宿して來らむあげは蝶 精靈會にはまだ日もあるものを
令和五年七月十七日
99
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色黒のわが妻なれどなにとなく風情の似たる白ゆりの花
令和五年七月十六日
69
褒めているつもりですが、バチがあ...
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白ゆりを今朝は佛にたてまつらむ如何なご縁か妻に似たれば
令和五年七月十五日
59
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あらぬ火をうち消してむと思ふ身に心づくしの五月雨ぞ降る
令和五年七月三日
38
あらぬ火:心に燻ぶる不穏当な思い...
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危ふしや荒ぶる川の大水は庭を流れて汚れ持ち去る
令和五年七月二日
26
すぐ近くの川が溢れて床下浸水まで...
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白ゆりは愛でてくれろと言ひ顔に露を宿してあてやかに立つ
令和五年六月三十日
28
あてやかに(貴やかに)=上品に、...
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ほととぎす涙の雨に濡れしより雨はものかはしのびてぞなく
令和五年六月二十九日
27
ものかは=取り立てて言うほどでは...
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窓越しの六甲雨に流れをり治療初日の昏き病室
令和五年六月二十八日
23
5年前の今日(6月28日)夕方の...
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うつつには逢ふすべもなく思ひ寢の閨にのみ降る夜半の五月雨
令和五年六月二十七日
52
いろんなことが頭に浮かび、なかな...
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梅雨空のしばし雲間は見せむとも晴るれば晴るる我が心かは
令和五年六月二十六日
16
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ほととぎす囀りがたくなりぬるを夜な夜な咽ぶ五月雨のころ
令和五年六月二十五日
13
ほととぎす=杜鵑草(私) 囀り...
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遣る方もなく身を雨にことつけてせきかね落とす雨垂れぞ我
令和五年六月六日
10
嘆けとて雨こそ物を思はすれ…
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さみだれの露のたゆたふ葉と見ゆる額紫陽花のつつましき花
令和五年六月五日
9
一見花に見えるのは萼(ガク)で、...
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おきぬけのさやけきかをりみちみちて今朝咲きそむる梔子の花
令和五年六月三日
11
オオスカシバから守るため室内で過...
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あぢさゐをひとつ手折りて君がためかつは佛にたてまつるべし
令和五年六月二日
12
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百年は人の住みえぬ死の街と云はれて今年サミットぞ来る
令和五年五月十九日
12
各国首脳の目にはどう映ったのでし...
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うつろはぬ心はあれど侘ぶるかな問へど語らぬ影ゆゑに君
令和五年五月十五日
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月命日
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