杜鵑草さん
のうた一覧
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他生にて如何なる罪を犯せばやこの世はかくも苦しかるらむ
令和五年九月二十八日
6
腰痛が…
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つくづくともの思はする入相にあはれ尽きせぬ秋の山里
令和五年九月二十四日
5
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楽しみは三割引きの総菜が半値シールに貼り替わるとき
令和五年九月二十三日
8
悲しみは部署の宴会遅刻して ...
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しばしとて待てばうれしな鳳梨の實 甘き味にやまたも逢ふべき
令和五年九月二十三日
8
鳳梨(ほうり)=パイナップルの漢...
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楽しみは歌のアイデア思いつき三十一文字にピタリ合うとき
令和五年九月十四日
11
悲しみは書店で買った文庫本 ...
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なみだがは夕凪ぐ瀬戸にそそきなばたぎつ思ひに波ぞ立ちなむ
令和五年九月二日
15
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スーパーを二軒三軒ハシゴして他人より安くかった気がする
令和五年九月一日
13
かった=買・勝
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今はただ覚めにし夢と思はばや欲れど帰らじ宿のにぎはひ
令和五年九月一日
7
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魂見えで過ぐす盆こそ侘しきに君と逢ふべき霊感もがな
令和五年八月三十日
10
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あはれてふ心慰む言草の茂る野にこそ臥したかりけれ
令和五年八月三十日
8
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この時期に残る宿題ものとせず遊ぶ子供はまさにサムライ
令和五年八月二十六日
10
かつては私も(その結果…落武者に...
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たはぶるる童の声にわが宿の樂しかりしを聞く心地する
令和五年八月二十六日
10
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訪ひがたき古里いまやいかならむ身のあるうちに顏や見せまし
令和五年八月二十三日
12
姑の入退院やら何やら(?)を口実...
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白ゆりを今朝は佛にたてまつらむ如何なご縁か妻に似たれば
令和五年七月十五日
59
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あらぬ火をうち消してむと思ふ身に心づくしの五月雨ぞ降る
令和五年七月三日
38
あらぬ火:心に燻ぶる不穏当な思い...
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ほととぎす涙の雨に濡れしより雨はものかはしのびてぞなく
令和五年六月二十九日
27
ものかは=取り立てて言うほどでは...
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窓越しの六甲雨に流れをり治療初日の昏き病室
令和五年六月二十八日
23
5年前の今日(6月28日)夕方の...
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ほととぎす囀りがたくなりぬるを夜な夜な咽ぶ五月雨のころ
令和五年六月二十五日
13
ほととぎす=杜鵑草(私) 囀り...
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遣る方もなく身を雨にことつけてせきかね落とす雨垂れぞ我
令和五年六月六日
10
嘆けとて雨こそ物を思はすれ…
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おきぬけのさやけきかをりみちみちて今朝咲きそむる梔子の花
令和五年六月三日
11
オオスカシバから守るため室内で過...
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