こるちぞうさんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 風の道教えるように電線は家並みをぬけるその先の空 令和五年五月十一日 8 家や倉庫の隘路の通りを風は吹き抜... もっと見る
- 風に聽く季節のアロマななかまど野の道を行くはるじよん匂ふ 令和五年五月十日 7 この時期野や山道を行くとふんわり... もっと見る
- 遊ぶ聲絶えて久しきこどもの日泳がぬ鯉の雲の白浪 令和五年五月五日 10 子供はおらず鯉のぼりも探せません... もっと見る
- バサッバサ身を折りながら眞鯉鳴く風を喰らへよあがゐて踊れ 令和五年五月三日 10 高く泳ぐ鯉のぼりをこの頃見ません... もっと見る
- 墓地山に何故群れ集ふ一面に風に波打つ水仙黄色 令和五年四月二十八日 13 誰かが植えた水仙が勝手に増えたも... もっと見る
- 櫻桃の畑疊めば最初からここが我が家と群れる蒲公英 令和五年四月二十六日 12 高齢と自然災害で継続できないさく... もっと見る
- 今は夏醫師に聞かれて云ふ母のななえやえはな諳で山吹 令和五年四月二十四日 10 認知症の検査で今の季節を問われ寒... もっと見る
- 犬小屋で北叟笑みつつまりちやんがこつそり食つた鳥の殘骸 令和五年四月二十二日 6 放置してあった犬小屋をある日見て... もっと見る
- あれは何あれなんの花聞く母に毎日教へ連翹黄色 令和五年四月二十一日 9 物忘れが酷くなった母との毎朝の会... もっと見る
- さくらんぼ實を生らすため咲く花も愛でてあげてよ櫻みたいに 令和五年四月二十一日 6 さくらんぼの花が満開です。ソメイ... もっと見る
- ひさかたの雲居にまがふなど見上げ詠みたかつたが風に拐われ 令和五年四月十九日 6 折枝を挿して成長したソメイヨシノ... もっと見る
- 誰も來ぬ山の櫻に鳥群れて交はす囀り樹々を滿たして 令和五年四月十四日 9 山桜ではなく昔は整備されていた山... もっと見る
- 障子貼る間もなく破る猫の手の腹も立たない無限ずぶずぶ 令和五年四月九日 12 何も言うことはありません。負けな... もっと見る
- 梅の實の去年は生らず梅の木の花より團子梅の花數 令和五年四月四日 13 自宅の庭の梅の木です。やっと咲き... もっと見る
- この僕が散つた後から咲けばいい花と花する地下の取引 令和五年四月三日 8 昨日まで咲いていた福寿草が見事に... もっと見る
- これでもか畑の隅に居坐つて初夏の陽氣に頑溶けず 令和五年四月三日 10 まだおまえ居たの？ってな感じで暑... もっと見る
- 屋根の上猫と一緒に花見する庭の植木の先っちょが春 令和五年四月一日 12 樹木の下の方はまだ開花していませ... もっと見る
- 蝋梅と福壽草の黄山茱萸の黄下に控へる水仙黄色 令和五年三月三十一日 6 次は山吹と連翹 もっと見る
- 梅辛夷仲良く咲ゐて青空の高枝を見るその先に月 令和五年三月三十日 14 今年も庭の梅と辛夷が同時に開花し... もっと見る
- まだ眠る木々に隱れてただ獨り火花を撒ゐて山茱萸の咲く 令和五年三月二十八日 17 周りの木々には葉も花も無く沈むト... もっと見る
