虹岡思惟造さんのうた一覧 (カテゴリー：全カテゴリー 並び替え：新着順)
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- 楽器持つ若者群れるテラス席芸術学部がある春の街 令和五年三月五日 6 学生街は春景色 もっと見る
- 暮れなずむ川面に映る街灯の光は長く伸びて震えり 令和五年三月四日 11 川面に灯りが長く伸びて映り込む時... もっと見る
- 久しやなふたり逢瀬の雛祭り男雛持つ笏先の震えり 令和五年三月三日 7 「笏」とは細長い板状のもので、威... もっと見る
- 内裏雛一年ぶりのご対面女雛檜扇あな恥ずかしや 令和五年三月三日 3 「檜扇」は木でできた扇。 女性が... もっと見る
- 街路樹のもふもふ尻尾気になってスマホに問えば辛夷の花芽 令和五年三月二日 11 街路樹にネコヤナギのような花芽を... もっと見る
- また旅に出たい想いが募りくる浮ぶ海月をじっと眺めて 令和五年三月一日 11 海月（くらげ）は、少し位なら泳げ... もっと見る
- 春一番テニスコートに吹き渡るサービスの姿勢しばしとどめむ 令和五年二月二十八日 8 天津風 雲の通ひ路吹きとぢよ を... もっと見る
- 水門の灯り川面に映れるを舳先が崩す夜釣りの小船 令和五年二月二十七日 10 防潮水門を通過する夜釣りの船 もっと見る
- 地下鉄に春の景色や聖橋それもつかの間元の現実 令和五年二月二十六日 6 丸ノ内線の地上走行部分、御茶ノ水... もっと見る
- 通勤の丸の内線の車窓より神田川の春垣間見えたり 令和五年二月二十六日 6 丸ノ内線は何か所か地上走行する箇... もっと見る
- 夕焼けの空を怖がることの無き世界となるを願う赤富士 令和五年二月二十五日 11 戦禍に遭った人々にとって、夕焼け... もっと見る
- 行きつけのバーに時折現れる都市伝説の老ギター弾き 令和五年二月二十四日 8 大都会の夜は、変人や怪人が蠢いて... もっと見る
- ウヰスキー飲みつ気だるくピアノ弾く一癖ありげな老いしジャズマン 令和五年二月二十三日 7 若造には真似できない、いい味出し... もっと見る
- 香り立つサイフォォン珈琲飲みながら文庫本読む窓際の席 令和五年二月二十二日 13 喫茶店で飲む熱いコーヒー、そして... もっと見る
- 沈丁花ポンと最初の蕾咲くそっと顔寄せその香うかがふ 令和五年二月二十一日 8 蕾は２月末～３月に開花する。蕾の... もっと見る
- 一葉が通った伊勢屋質店の蔵残りおり春の坂道 令和五年二月二十日 10 菊坂の途中に、樋口一葉が足繫く通... もっと見る
- ポンプ式井戸ある一葉旧居跡日差し届かぬ崖下の路地 令和五年二月二十日 5 本郷菊坂を下ったあたりに、樋口一... もっと見る
- 沈丁花赤い蕾は固いまま匂い立つまで今少しの春 令和五年二月十九日 11 沈丁花の蕾が膨らみ始ましたが、開... もっと見る
- 豌豆の花飾られし朱塗り膳精進料理に春匂い立つ 令和五年二月十八日 12 妙心寺門前にある精進料理の「阿じ... もっと見る
- 神妙に精進料理頂きぬ沙羅双樹のお庭ある寺 令和五年二月十八日 6 京都の妙心寺は臨済宗（禅）の大本... もっと見る
