広葉樹さん
のうた一覧
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無印のシャツから匂ふ異国あり幾山河を越えさり来しか
令和五年四月十五日
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無印良品で買ったシャツ 素...
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花後の若葉の影に包まれてうたた寝するも桜守かな
令和五年四月十八日
9
気持ちの良い天気の日に 花...
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戦災と震災逃れし窯で焼く卆翁の手のビスケット固し
令和五年五月一日
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近くにある老舗のベーカリー ...
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またのひは淋しき雨となりにけり祭ばやしは耳とどまるも
令和五年五月七日
9
だんじり祭りが終わり 翌日...
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惜春の思ひも深く堅香子は立夏の翳を生き延びむとす
令和五年五月九日
9
春の妖精と言われるカタクリは ...
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満開の時を経て来し芍薬のくづるるときはいとあへなくて
令和五年五月十日
9
花瓶に活けている芍薬 今朝...
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妣たちの小さき花をふりかへり、吾がもらひし花をおもへり
令和五年五月十三日
9
妣たち(亡母と祖妣)に 感...
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心奥の熾火は弾け零れ散り凌霄花の夏はまた来ぬ
令和五年六月九日
9
ノウゼンカズラの 緋色の花...
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散るさまに心を寄する朝となる木槿の初花とぢ落ちてをり
令和五年六月二十四日
9
木槿の今年の初花が咲いた ...
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自らの体験語らず逝きし父の遺品に在りし被爆者手帳
令和四年十一月二日
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それだけは言いなはんなと袖をひく母在ればこそ悲しくなけれ
令和四年十一月五日
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山影も何処かの国の街影も映るかしらん分蝕の月
令和四年十一月九日
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月に映る地球の影の輪郭には ...
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森閑と静もる寺のもみじ葉を色濃く染める読経の声
令和四年十一月十二日
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宿坊の朝 貫主ひとり朗々と...
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美しきもみじ明かりに包まるる湯治客らの日暮らしの庭
令和四年十一月十五日
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有馬の瑞宝寺は紅葉の名所で ...
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わたくしの横を後からすり抜けて素早く先に去りゆくなかれ
令和四年十二月三日
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歳下の知人の訃報は辛い
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松葉より勝れるたから香箱の抱く蟹子のあまたの命
令和四年十二月十八日
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個体数が減らないよう 食文...
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鈍色の雲に混じりて光芒を放つ雲あり寒天の冬
令和四年十二月十九日
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海側には大きな鈍色の雲が広がり ...
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寂寞としてゆく季節の移ろいに身を任せつつ年も暮れゆく
令和四年十二月二十日
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季節の移ろいを追いかけているうち...
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庭先に冬陽溜りを閉て込めて朗らかに咲くデージーの黄
令和四年十二月二十一日
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11月下旬から庭先にユリオプスデ...
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冬ごもるイブの夕餉はつくりおく鶏の煮込みと林檎の甘煮
令和四年十二月二十五日
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寒くて外出する気にならず、作り置...
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