広葉樹さん
のうた一覧
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片栗の花の開かぬ曇り日は葉の迷彩の好みを探る
令和五年三月三十日
10
カタクリの葉の迷彩柄は ひ...
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駒板に沿はせて下す包丁の音を聞きつつ蕎麦前をつつく
令和五年四月八日
10
蕎麦を切る音を聞きながら ...
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この国のスマホ利用者一億の時刻は正確無比に同期す
令和五年四月十三日
10
以前は家の柱時計や腕時計を ...
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寄る蝿を払ひつつ行くけもの道 飛蚊症とはかく五月蝿きか
令和五年四月二十一日
10
猪の出没する山道を歩きながら ...
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ひんがしへ雨遠退きて麦青む街にあしたのパンを買ひたり
令和五年五月二日
10
東隣りの芦屋市では 溌剌と...
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鳴りものに掛け声合はするだんじりの軌轍を追つて駈けよ少年
令和五年五月四日
10
街の彼方此方からだんじりを ...
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井の底にむかひ喚きし我が声が怒号となつて立ちのぼり来つ
令和五年五月二十日
10
強者が弱者を支配しようとする ...
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黄昏れておぼろに浮かぶ枇杷の実が一家にもたらす幸もあるらむ
令和五年六月三日
10
色づいてきたビワの果実は ...
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北風を六甲おろしと呼ぶ頃にしぼる新酒の汗 寒造り
令和四年十二月十二日
9
冬の時期、甲子園球場に六甲おろし...
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玄関の正月飾りを訪れて年玉ねだる雀の子かな
令和五年一月四日
9
玄関の正月飾りにスズメが一羽飛ん...
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鉄梃で線路をずらす掛け声す 令和五年のヨイトマケかな
令和五年一月九日
9
数十人の作業員が一斉に声をかけて...
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緑釉の盛り込み鉢の口縁欠けて円味に添える剥ぎ柚子となる
令和五年二月二日
9
盛り込み鉢の口縁が少し欠けてしま...
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木の根明くるブナの林を訪れりゴム長靴にカイロしのばせ
令和五年二月二十一日
9
六甲山のブナ植林を訪れて ...
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春めきて暖けき日は蒼空に気高く薫る白梅がよき
令和五年二月十八日
9
三寒四温のこの時期 寒い日...
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去にし子の知らぬ昔と変わりなき年ごろ日ごろ顔合はせねば
令和五年二月二十五日
9
コロナ禍もあり自立した子供と何年...
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闘魂は歯をくひしばり燃え尽きず頬の痛みの覚えとなれり
令和五年三月七日
9
アントニオ猪木さんのお別れの会が...
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このひとは人一倍の人生を生き来しなどと決して言わせぬ
令和五年三月二十日
9
若かりし頃は上昇志向で 人...
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潸潸と気疎い雨が降り続く径にも白く匂やかなる花
令和五年三月二十七日
9
雨の降り続く日の裏道にも ...
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風光る若葉さやけき藤浪の影を潜めど色香のにほふ
令和五年四月十一日
9
となりの藤棚は若葉が照り輝き ...
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頭なで頬よせ抱きたき賓頭盧の音写の響き離れ難しも
令和五年四月十二日
9
善光寺のびんずる様が 無事...
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