今でも幸ちゃんさん
のうた一覧
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水撒きをはぶきて畑のトマト採る 昨日の雨に程よき湿り
令和四年八月七日
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たちまちに雷雨の注ぎ 畑中の夏の葉菜の色あたらしく
令和四年八月七日
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巧みなる話術に授業進めゆく夢に目覚めつ 辞めたる今も
令和四年八月七日
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天国のごとき生きやう 暑き日を昼寝たのしむ自在の老いは
令和四年七月三十一日
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オクラ採る足にまとはる愛猫の茶太郎を 「ああ!猫踏んじゃった」よ
令和四年七月三十一日
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畑の土デルタによりて肥ゆるなり 野菜の緑映えて勢ふ
令和四年七月三十一日
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収穫のトマトを食めば甘味なり 海辺育ちのふるさとの幸
令和四年七月三十一日
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古き良き歌を聴きつつ口ずさむ雨降る夜を 心が躍る
令和四年七月三十一日
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茂り合ふオクラの広葉風に揺れ 水撒き後に畑の涼し
令和四年七月二十九日
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朝焼けに雨の降るらし 葉を傘に立てるオクラの実の育ちゆく
令和四年七月二十九日
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学窓の同期の友は 吾のごと「野菜作りをする」言ふ親し
令和四年七月二十九日
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歳若く嫌気差したる総入れ歯 同化となりて頼む日々なり
令和四年七月二十八日
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言ひ難き暗き不遇を受けて来し 行方知らずの浮雲に似る
令和四年七月二十八日
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球場にむらさき団扇なびきつつ 修羅場の末に花を咲かせき
令和四年七月二十七日
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薔薇の花 玄関先に白く咲く 善き来客を迎へるごとく
令和四年七月二十三日
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完熟トマト語らず待ちゐるを 雨降る朝に声かけて採る
令和四年七月二十三日
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畑中の野菜は日々に新たなり 今朝はオクラの花の咲き初む
令和四年七月二十三日
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雨の夜に懐メロ聴けば さまざまな情感湧きて一世は早し
令和四年七月二十三日
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今朝採りし生のキュウリに 焼味噌を添へる妙味に亡き母憶ふ
令和四年七月二十一日
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黄緑の明日葉生ひて畑に映ゆ 命養ふ薬餌となさむ
令和四年七月二十日
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