しきしまさん
のうた一覧
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蝉の音をうらやましくも思ふかなやまぬ恋する今日やこの頃
令和六年八月二十二日
5
叶ふも叶はぬもひと夏のことになむ...
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散る花の色の千種に見えつるは乱れて映る心なりけり
令和六年三月十六日
10
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我が恋は昔も今も同じことはじめものちも心乱れて
令和六年三月十四日
8
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あの月も恋の行方に比ぶればなほほど近き心地さへする
令和五年十二月二十七日
6
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もみぢばを散らす風こそ羨しけれ思ひ切るとて切れぬこの身は
令和五年十二月十日
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風は惜しげもなく
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あかねさす紅葉の色をみるごとに愛しき人の頬の恋しさ
令和五年十一月八日
9
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もみぢする山やいづこと尋ぬれど色も香もせぬ秋風ぞ吹く
令和五年九月二十二日
11
名のみのものになむ
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なく蝉もそれにあはれを習ひけむ恋の心の音の激しさ
令和五年七月十七日
6
「恋せずば人は心もなからまし も...
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紅や紫染めの花ころもたれを恋ふらむ袖濡らしつつ
令和五年六月十四日
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いささかに晴れ間をつくる雲見ればなほうらめしき空心かな
令和五年六月十二日
6
空しきものになむ
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見初めてし時は昔となりにけり苦しき恋を今日もするかな
令和五年六月六日
5
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葉桜が傘さす下に咲く花の恋は色にも出でにけるかな
令和五年四月二十九日
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加茂川の桜の花は散りぬれどいまだ梢を眺めてぞ行く
令和五年四月二十二日
9
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昔見し桜は今は有らねども無きゆゑにこそ恋まさりけれ
令和五年三月二十五日
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あしひきの山桜花一目だに見ずてしあらば恋せぬものを
令和五年三月二十三日
10
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忘れ草見れど甲斐なし忘れてもまたも同じき人に恋初む
令和五年三月二日
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真十鏡清き月夜を眺むれば心曇りて恋の積もれる
令和五年三月一日
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忘れ草見れど心は慰まず名のみ醜草枯らせ我が恋
令和五年二月二十八日
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燃ゆる思ひに草も枯れにけり
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富士の峰の降りしく雪の万代に恋こそ積もれ月に日に異に
令和五年一月二十八日
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いたづらな名のみ流しき千早人宇治の川原の恋忘れ草
令和四年十二月十九日
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名ばかりのものなりけり
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