大元油谷之助さん
のうた一覧
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つゆ玉のかかる草はら。青を踏む てっぽう百合の莢の落ちける
令和四年二月二十七日
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筍のように出でたる鉄塔は、一山かげの尾根のストロン
令和四年二月二十六日
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一際に強い光の気動車の鉄のわだちで、ぼんぼり揺れた
令和四年二月二十六日
5
《……小道に続く轍のように 二人...
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浅き水の蔭の川面にのんぼりと、浣はるるとき春は立つらむ
令和四年二月二十六日
4
今日もまた都会[まち]をするり...
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かざぐるまからから回す風冴えて 紙鳶の弦月、明日はあるかい
令和四年二月二十五日
4
種々の踏み心地の土壌が、言語文...
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田の泥にひづめつけたる馬の目に 集まる鳥はいかに見えしか
令和四年二月二十三日
6
何の歌とも、言えません。もどかし...
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利き風に 垣の茶梅のふり敷いて今や今さの三界の草
令和四年二月二十一日
2
茶梅 サザンカ。ちゃうめで読んで...
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万両の一木、かうべ照り映えて 地に近き実は早や萎みけり
令和四年二月二十一日
2
たまたまかもしれない、けれども。...
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じつは実は、あったらしくて、咲く花が吾のまぼろしの裡にこそ在れ
令和四年二月十九日
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イチジクだったのかもしれない。で...
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生まれ出づ小庭にありし片株の結ばぬ木にもきさらぎの雨
令和四年二月十九日
4
生まれ出づ小庭に何かの木があっ...
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杉山のみね切り通す永い日に常磐サンザシ 色あげにけり
令和四年二月十九日
4
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鴨は未だ飛び立たないで居る様子、竝みよろふ山 雪閉じにけり
令和四年二月十八日
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岩溜まり伏流水の涸れ川にかかる白雪、しまう文旦
令和四年二月十八日
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他所の家のことなのですけれども
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ささめ雪、夜の椿の葉筏に いを知れずつく六弁のひし
令和四年二月十八日
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細雪/夜のつばきの葉筏に/静かに...
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この朝に分かれて上はあといくつ、夜を奪うか 春の浮き橋
令和四年二月十七日
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八重に咲く紅梅の蔭 自販機に押し戴くは香りなりけり
令和四年二月十七日
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