飛和さん
のうた一覧
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まだ咲かぬ椿待つ日の慰めに造花の薔薇を部屋に飾らむ
令和四年二月十一日
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淡墨の桜に春をみるように灰色の日に落ちる花びら
令和四年二月二十六日
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桜餅のフレグランスを御守りに花戦さへと出陣する春
令和四年三月五日
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幸せに色があるならこれだってミモザの黄色が笑って告げる
令和四年三月九日
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刻々と散りゆく花はあと幾つ初夏の欠片に触れられるだろう
令和四年三月十五日
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春の機微を解するために木蓮と辛夷を見分けて歩いた小路
令和四年三月二十四日
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春先の別れに塞ぐ私へと顔を上げるよう急かす紅梅
令和四年三月二十七日
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たくさんの羽に包まれ眠るとき夢のなかではわたしは天使
令和四年三月三十一日
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春霞たなびく街を照らしだす白木蓮のシャンデリアの灯
令和四年四月十日
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「晴れ」といふ香りをそつと取り出してこの晴れは雨上がりと気づく
令和四年五月二十六日
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酸性かアルカリ性かそんなこと構わず君は在る場所で咲く
令和四年五月二十九日
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雨が降るのを待っていた紫陽花のフリルの傘が次々ひらく
令和四年六月十三日
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カシスオレンジに宿った夕焼けが今日という日を引きとめている
令和四年七月二十日
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新色のルージュを次々試すようあちらこちらで咲く百日紅
令和四年七月三十日
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夏の日の海の呼吸にひと匙の恋を足したらレモンスカッシュ
令和四年八月七日
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星々の終の棲家であるように線香花火の赤は煌めく
令和四年八月七日
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涼風を見送りながら向日葵が佇んでいる夏の停車場
令和四年八月十五日
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通勤の途中で出合う秋薔薇に朝の彩度を狂わせられる
令和四年十月七日
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秋の陽がオルゴール箱の蝶番へと反射して華やぐカノン
令和四年十月八日
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それぞれが受け継ぐひかり白銀の懐中時計を磨き続ける
令和四年十二月十七日
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