飛和さん
のうた一覧
(カテゴリー:全カテゴリー 並び替え:人気順)
全カテゴリー(総合)
恋愛
結婚
友達
仕事
学校
時事
家族
子供
自然
挽歌
その他
新着順
人気順
また一枚重ね着が減り軽くなる心と体を春に預ける
令和四年三月二十九日
8
もっと見る
縁側で寝転ぶ吾子の手のひらに移った甘いスイカの匂い
令和四年七月二十四日
8
もっと見る
向日葵の迷路の中で駆け回り夏のゴールを探す幼子
令和四年七月三十日
8
もっと見る
紅葉をはじめて見ると云うひとの黒髪を覆う深紅のヒジャブ
令和四年十一月二十六日
8
もっと見る
幸せの方へ秤を傾けるようにお皿に並べるカヌレ
令和四年十一月二十九日
8
もっと見る
特別を待つのは終わり 金縁のティーカップを飾り棚から出す
令和四年十二月二十九日
8
もっと見る
でも春は隣にあって見上げれば優しく咲いているハナミズキ
令和五年四月十四日
8
もっと見る
はつなつの光の中でまなぶたを閉じれば羽をひろげる孔雀
令和五年四月二十七日
8
もっと見る
きみはまた無造作に夜の水盤にふれて光を零してしまう
令和五年七月十九日
8
もっと見る
苦しみの行きつく先にあるカフェでとびきり苦い珈琲を飮む
令和四年二月十三日
7
もっと見る
何時の日かレール外れた足跡が誰かの標になるやもしれぬ
令和四年二月六日
7
もっと見る
カレンダー捲るの忘れた如月が駆け足で春に飛び込んでゆく
令和四年二月十三日
7
もっと見る
顔かたち国も神すら違えども今を生きてるそれだけの光
令和四年三月五日
7
もっと見る
冬を越へ私のこころに咲く椿 寒さを吸つて燃えよくれなゐ
令和四年三月七日
7
もっと見る
ラベンダー色のブラウス取り出して一足遅れで春に加わる
令和四年三月二十七日
7
もっと見る
ひかり抱く白詰草の冠が空き地を春の王国にする
令和四年四月二日
7
もっと見る
雨色の世界を泳ぐビニールの傘はクラゲに憧れている
令和四年五月十日
7
もっと見る
思い出を順に手繰れば艶やかな寄木細工の小箱が開く
令和四年七月十五日
7
もっと見る
オーブンでアップルパイを焼く 秋の深まる音色をきみと聴きたい
令和四年九月二十九日
7
もっと見る
ラベンダー香る小瓶を傾けて楽園に近づけるバスルーム
令和四年十月三十日
7
もっと見る
<<
1
|
2
|
3
|
4
|
5
|
6
|
7
>>