なりあきらさん
のうた一覧
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朝焼けが 遥か地平を 染めてゆく 雲の中には 朧気な月
令和四年十二月二十日
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朝霧が 辺りを覆う 港にて 囁くように 汽笛が響く
令和四年十二月十九日
5
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一面に 霜が覆った 花畑 雪が咲いたと まごう朝かな
令和四年十二月十六日
6
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小雪舞い 木の枝に咲く 白い花 遠い山には 白雪積もる
令和四年十二月十五日
3
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音もなく 雲なき空を 飛んでゆく 朝の港に 海鳥がゆく
令和四年十二月十四日
5
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小雨降る 冷たい朝の 川に浮く 落ち葉一枚 あわれに想う
令和四年十二月十三日
4
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襟立てて 足早に行く 冬の朝 遠い空には ありあけの月
令和四年十二月十二日
8
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ゆく川に 紅葉流れて 色づくは 今再びの 秋がゆくかな
令和四年十二月八日
4
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朝霧が いつもの路地を 惑わせる 知らない土地を 彷徨うように
令和四年十二月七日
4
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小雨降る 人影もない 並木道 霧の中から 椋鳥の声
令和四年十二月五日
3
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北風で 木枯らしが舞う 師走にも 松は佇む いつものように
令和四年十二月一日
6
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公園の 芝生の上に 霜が立つ 木々の上には 朝焼けの空
令和四年十一月二十九日
6
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朝ぼらけ まだ暗い空 白い月 まだ人影も ない冬の路地
令和四年十一月二十八日
4
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朝焼けが 東の空に 広がって 街が色づく 花咲くように
令和四年十一月二十四日
3
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ヘッドホン 外してみると 鳥の。 いつも気づかぬ 朝のさえずり
令和四年十一月二十二日
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時雨降る まだ暗い道 照らすのは 朝の日ならぬ 落ち葉なりけり
令和四年十一月二十一日
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吹く風は 目には見えねど 木の枝で 揺れる紅葉の 色染めてゆく
令和四年十一月十七日
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一面に 枯葉流れる この川は 秋の終わりを 知らす川かな
令和四年十一月十五日
3
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サラサラと 枯葉が落ちる 冬の夜 夢の中では 白雪が舞う
令和四年十一月十四日
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一夜過ぎ いつもと同じ 満月が いつものように 秋の夜照らす
令和四年十一月十日
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