なりあきらさん
のうた一覧
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風もなき 朧月夜に 目を覚ます 蛙の声が 遠くに響く
令和四年六月二十二日
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ホトトギス その声聞けば 夏の夜の 憂いも消えて 暁になる
令和四年六月十五日
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朝ぼらけ 霧の港を 船が行く 通り路には 卯の花が咲く
令和四年六月十四日
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涼風が 木々を揺らして 吹く朝に 枝から枝へ 椋鳥が飛ぶ
令和四年六月十三日
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一人して ものを想えば 窓の外 同じ想いで 鳴くホトトギス
令和四年六月九日
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夏の夜の 儚き夢は 白妙の ちり払う間に 覚める夢かな
令和四年六月八日
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朝ぼらけ 窓の外には 知らぬ鳥 君は誰なの 何処から来たの
令和四年六月七日
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シトシトと ずっと雨降り 止まねども 草木潤い 艶やかにする
令和四年六月六日
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明け方に 声は聞こえど 朧気な 何処で鳴くのか 山ホトトギス
令和四年六月三日
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卯の花が 咲いた垣根に 朝日さす 花も垣根も 色づいてゆく
令和四年六月二日
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聞きなれぬ 鳥の声にて 目覚めると 見なれた部屋も 夏の装い
令和四年六月一日
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つれづれと 音も立てずに 降る雨は 心潤す 雫のようだ
令和四年五月三十一日
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朝靄に 耳をすませば ホトトギス 何処で鳴くのか 姿も見せず
令和四年五月三十日
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五月雨が 風に吹かれて 舞う朝は 雨音もまた 鳴いてるようだ
令和四年五月二十七日
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ちはやぶる 神輿を担ぐ 人たちは 老いも若きも 子供のようだ
令和四年五月二十五日
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五月晴れ 滝は流れる 涼しげに さっと夏服 羽織るかのよう
令和四年五月二十四日
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夏空を 眺めて鳴くは 遥かなる 人を想って 鳴くホトトギス
令和四年五月十九日
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久方の 五月晴れには 木から木へ 止まることなく 椋鳥が飛ぶ
令和四年五月十八日
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青空を 大きな雲が 隠せども 月の灯りが のどけき日かな
令和四年五月十七日
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五月雨が しとしとと降る 朝空の 雲の切れ間に 見える月影
令和四年五月十六日
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