なりあきらさん
のうた一覧
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霧深き 朝の港の 片隅に 古い車と 煉瓦の倉庫
令和四年十月十三日
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まだ暗く 鳥も鳴かない 午前五時 まだまだ木々も 目覚めぬようだ
令和四年十月十二日
2
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年を経て 悟ったような つもりでも 今だ心は 彷徨うばかり
令和四年十月六日
4
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今はもう 青葉も枯れた 桜木に 花の名残を 想う秋かな
令和四年十月四日
5
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ゆく川を ただぼんやりと 見ていたら 古い記憶が 浮かんで消える
令和四年九月二十九日
2
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空をゆく 雲の流れを 見ていると ゆく果てのない 旅心地かな
令和四年九月二十八日
2
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朝夕の 寒暖の差に ふと思う 今はいつなの どの季節なの
令和四年九月二十七日
3
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道端に ひっそりと咲く 女郎花 愛しき人を 想うかのよう
令和四年九月二十六日
2
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見上げれば いつもながらの 山なれど しぐれる秋に 色づきにけり
令和四年九月二十二日
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紅葉せぬ 松の木に飛ぶ 椋鳥は いつものように 枝から枝へ
令和四年九月二十一日
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ここは何処 ゆらゆら揺れる 水の中 ふらふら揺れる 雲の中かな
令和四年九月十五日
1
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朝練が あたりを覆う 公園で ひっそりと咲く 秋萩の花
令和四年九月十四日
3
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夜もすがら リンリンと鳴く 虫の声 眠たいような 聞きたいような
令和四年九月十三日
3
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見上げれば 光さやけき 秋の月 今宵心地は 雲の上かな
令和四年九月十二日
4
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朝になり 雷去って 鳥が鳴く たまった水に 映る月影
令和四年九月八日
4
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今朝もまた モーツァルトを 聞いてたら 憂いは消えて 晴れ間が見えた
令和四年九月七日
4
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秋空を 眺めて過ごす 川岸で カワセミが飛び 日も暮れてゆく
令和四年九月六日
4
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午前五時 遠くで鐘が 響く朝 何処のお寺か 知らないけれど
令和四年九月五日
1
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かきくらし 空ゆく雲を ながめつつ 何処へゆくのか 虚ろな心
令和四年九月一日
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突然に 雷鳴って 雨が降る 穏やかならぬ 長月の朝
令和四年九月一日
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