なりあきらさん
のうた一覧
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紅葉せぬ 松の木に飛ぶ 椋鳥は いつものように 枝から枝へ
令和四年九月二十一日
1
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ここは何処 ゆらゆら揺れる 水の中 ふらふら揺れる 雲の中かな
令和四年九月十五日
1
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朝練が あたりを覆う 公園で ひっそりと咲く 秋萩の花
令和四年九月十四日
3
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夜もすがら リンリンと鳴く 虫の声 眠たいような 聞きたいような
令和四年九月十三日
3
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見上げれば 光さやけき 秋の月 今宵心地は 雲の上かな
令和四年九月十二日
4
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朝になり 雷去って 鳥が鳴く たまった水に 映る月影
令和四年九月八日
4
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今朝もまた モーツァルトを 聞いてたら 憂いは消えて 晴れ間が見えた
令和四年九月七日
4
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秋空を 眺めて過ごす 川岸で カワセミが飛び 日も暮れてゆく
令和四年九月六日
4
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午前五時 遠くで鐘が 響く朝 何処のお寺か 知らないけれど
令和四年九月五日
1
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かきくらし 空ゆく雲を ながめつつ 何処へゆくのか 虚ろな心
令和四年九月一日
4
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突然に 雷鳴って 雨が降る 穏やかならぬ 長月の朝
令和四年九月一日
3
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秋風に 川波が立つ 隅田川 水鳥たちが 一斉に立つ
令和四年八月三十一日
5
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今はまだ 夜寝る時は 夏衣 お手柔らかに 秋の初風
令和四年八月三十日
4
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暑いのは 嫌いだけれど 何故か今 過ぎ行く夏が ただ愛おしい
令和四年八月二十九日
7
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傍目には いつもと同じ 朝なのに 吹き来る風に 秋の音がする
令和四年八月二十九日
7
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常磐なる 松が川辺で 揺れるとき 川波立って 水面が揺れる
令和四年八月二十六日
2
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川霧が 辺りを覆う 夏の朝 吹く風さえも 隠すかのよう
令和四年八月二十五日
4
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八月の 短き夜に 目を覚ます 微かに響く 虫たちの声
令和四年八月二十四日
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午後の五時 白鷺君が 森へ飛ぶ 仕事を終えて 帰る五時かな
令和四年八月二十三日
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今はもう 悩みなけれど 久方の 月夜の晩は 眠らざりけり
令和四年八月二十二日
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